ここから本文です

浦和がPK戦を制し13年ぶり2回目のルヴァン杯制覇! 07年ACL以来のタイトル獲得

Football ZONE web 10/15(土) 16:04配信

緊迫の決勝は両者譲らず ペトロヴィッチ監督は悲願の主要タイトル初戴冠

 今季の国内最初のタイトルを争うルヴァン杯決勝は15日に埼玉スタジアムで行われ、ガンバ大阪と浦和レッズによる熱戦は両チーム一歩も譲らず1-1の同点で延長120分を戦い終え、PK戦の末に浦和が勝利。クラブ初タイトルを獲得した2003年大会以来、13年ぶりの優勝を飾った。

2016・J1リーグ「最新推定市場価格ランキングTOP 100」

 試合は立ち上がりに浦和FW興梠慎三やMF関根貴大がミドルシュートを放つなど浦和のペースでスタートしたが、次第にG大阪が守備からリズムを作り始めた。

 そして試合が動いたのは前半17分、浦和が人数をかけて攻撃に出た局面で、DF槙野智章が中央からドリブルを仕掛けたところでG大阪守備陣にボールを奪われると、一気のカウンターに。自陣でボールを受けようとするFWアデミウソンが、マーカーの浦和DF遠藤航と入れ替わるようにして前を向き、そのままドリブルで独走。GK西川周作との1対1を冷静に制してゴールに流し込んだ。

 G大阪は浦和が攻撃に掛かるところで前線に入る縦パスに対して厳しく寄せて起点を作らせず、浦和の攻撃は停滞。前半30分過ぎには、浦和MF宇賀神友弥が負傷してMF駒井善成と交代になるアクシデントにも見舞われた。

 結局、浦和はビッグチャンスを作り出すことができずに無得点。G大阪が1-0とリードを保って前半を終えた。

李が投入後ファーストプレーで同点弾

 後半に入ると、浦和がセカンドボールの回収率を上げて攻撃の手数を増やす展開になった。同10分には左サイドから抜け出した関根がGKと1対1になるチャンスを得たが、シュートはGK東口順昭が弾き出し、こぼれ球につめたFW高木俊幸のシュートもG大阪守備陣がブロックした。1分後には高木のパスを受けたFW武藤雄樹が左足で狙ったが、シュートはわずかに枠を外れた。

 後半の半ばを過ぎると、G大阪は守備ブロックを作って割り切ったカウンターに徹した。1点を追う浦和はFWズラタンとFW李忠成を立て続けに投入。すると同31分、浦和のCKの場面でFW高木俊幸と交代でピッチに送り込まれた李が、MF柏木陽介のボールに頭で合わせた。しっかりと叩きつけたボールはG大阪ゴールに突き刺さり、浦和が1-1の同点に追いついた。交代からファーストプレーでの同点ゴールだった。

 その後も勢いに乗った浦和が猛攻を仕掛け、DF森脇良太のシュートチャンスなどを迎えたものの勝ち越しゴールを奪うことはできず。1-1のまま15分ハーフの延長戦に突入した。

 延長戦に入ると、浦和は流れのなかから興梠、ズラタン、李の3人を使った攻撃でチャンスを作り、G大阪はセットプレーで浦和ゴールに圧力をかけた。G大阪は延長後半終了間際、途中出場のFW呉屋大翔のシュートがゴールポストを直撃し、ボールはゴールライン上を転がったが、追加副審の木村博之氏はラインを割っていないとしてノーゴールの判定。両チームとも決勝ゴールを奪うことはできず、試合は2005年大会以来のPK戦に突入した。

 浦和の西川とG大阪の東口による日本代表対決になったPK戦では、西川が先攻のG大阪4人目の呉屋のシュートを最後まで動かずに右足一本でブロック。浦和は5人全員が決め、PK戦に5-4で勝利。2003年大会以来、13年ぶりの優勝。タイトル獲得も07年のAFCチャンピオンズリーグ以来、9シーズンぶりとなった。12年に就任して以来、タイトルを懸けた争いにことごとく競り負けてきたミハイロ・ペトロヴィッチ監督にとっても、嬉しい初タイトルとなった。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:10/15(土) 17:34

Football ZONE web