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ミレニアル世代の3割以上が「副業あり」 理由は追加収入と充実感

Forbes JAPAN 10/15(土) 11:00配信

ミレニアル世代が怠け者だなんて、誰が言ったのだろう。

求人求職サイトのキャリアビルダー(CareerBuilder)が実施した新たな調査によれば、ミレニアル世代はいわゆる業務時間の9時から5時以外でも働いているという。つまり、副業をしているのだ。その職種はベビーシッター、家庭教師、ブロガー、バーテンダーからウェブデザイナーまでと多岐にわたる。



キャリアビルダーは、民間のあらゆる業界・あらゆる規模の企業でフルタイムで働く約3,200人を対象に調査を実施した。それによると、全回答者のうち副業をしていると回答したのは29%だったが、ミレニアル世代に絞ってみると、18歳~24歳では約39%、25歳~34歳では44%と、そのほかの年齢グループよりもはるかに多かった。35歳~44歳では29%、45歳~52歳では22%、55歳以上では19%だった。

人々が副業をする理由の1つが追加収入を得ることであるのは確かだが、副業を持っていると回答した人の収入にはかなりの幅があった。20%は本業の年収が7万5,000ドル(約779万円)、12%は10万ドル(約1,038万円)を超えている。

だが副業をしている人の多く(68%)は、年収が5万ドル(約520万円)未満だ。最も副業を持つ傾向が強いのが、本業がレジャー関連やサービス業、小売業の仕事だという回答者だったが、このほかにITや金融サービス、製造業を本業とする人も副業を持っていた。

キャリアビルダーの人事責任者ローズマリー・ハフナーは、副業をすることには金銭的なインセンティブに加え、キャリア形成の上でも役に立つと指摘する。「新たに仕事を探す際、より多くのスキルを備え、物事の成し遂げ方について独特な視点を持っていれば、大勢の候補者の中で際立った存在になれるのは確実だ。そうすれば価値ある人材として見てもらえる」

調査では、副業をする一番の動機が何かについて詳しい追究は行わなかったが、回答者の80%は、今の仕事(本業)が理想的なキャリアとは言えないと認めている。また、本業と副業のどちらの仕事により充実感を覚えるかについての調査では、五分五分の結果が示された。本業の仕事の方が大切だと回答した労働者は、全体の39%。これに対し、副業の方が好きだと回答した労働者は、36%だった。

ちなみに、人気の副業はアンケート調査員、保育士、コンサルタントやフリーライターなど。ミステリーショッパー(覆面調査員)やタトゥー彫師見習い、バーベキュー大会スタッフなど、一風変わった仕事も挙げられたという。

Renee Morad

最終更新:10/15(土) 11:00

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