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敗退行為3回の服部桜、母は「わざとじゃないんです」

デイリー新潮 10/15(土) 5:59配信

 戦うべきか逃げるべきか、それが問題だ――。豪栄道の初優勝に沸いた大相撲秋場所。その快挙の陰で、珍事が話題となっている。180センチ、67キロの軽量力士、服部桜(18)による「敵前逃亡」である。ハムレットばりに揺れたその胸中には、何が去来していたのか。

 ***

 白い仕切り線の手前に両拳をつく。立ち上がる。そして相手に触れようともせず前方に両手をつく。

 仕切り直し…。

 今度は立ち上がった直後に、まるでヘッドスライディングのように前方に飛んで倒れ込む。取組相手で184センチ、129キロの錦城(18)は唖然とするばかり。

 仕切り直し……。

 三度(みたび)立つと同時に、誰にも押されていないのに後方に尻もちをつく。ざわつく両国国技館。

 仕切り直し………。

 4度目の立ち合い。ヨチヨチ歩きの赤ん坊の如く錦城に歩み寄ると、いとも簡単に押しつぶされ、服部桜はようやく「正式」に負けることができたのだった。

 秋場所3日目の9月13日に繰り広げられた、前代未聞の敗退行為。

「西序ノ口29枚目の服部桜は、戦わずに負けようとした。審判部長が師匠の式秀親方に厳重注意する事態に発展しました。初土俵から1年やってきて首を痛めていたというのが彼の言い分です」(相撲記者)

 相撲評論家の中澤潔氏は、

「50年以上相撲を観続けてきましたが、こんな取組は観たことがない。これまで、無気力相撲と言われる八百長が問題視されてきた経緯がありますが、今回の服部桜の行為はそれ以下。いくら髷(まげ)を結っていても、彼は力士とは言えません」

 と、手厳しい。しかし、

「これだけはどうしても分かっていただきたいんです。わざとじゃないんです」

 時に涙を浮かべてこう語るのは服部桜の母親(44)だ。

「取組後に息子と会うと、反省しながら『自分でも、まさかあんなふうに身体が反応するとは思っていなかった。お母さん、悔しいよ』と言っていました」

 一体、どういうことか。

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最終更新:10/15(土) 5:59

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