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「からだに悪いコーヒー」が「飲むべきくすり」に

NIKKEI STYLE 10/16(日) 7:47配信

 みんなが毎日飲んでいる香り高いコーヒーは、体にいいことづくめだった! 以前は「カラダに悪い」と言われていたコーヒーが、最新の研究により「カラダにいい」ことが明らかになっている。12年間にわたりコーヒーの薬理効果を研究してきた“コーヒーの伝道師”岡希太郎さんにコーヒー悪玉説が覆った経緯などを伺った。


 最新の研究により、「コーヒーは健康にいい」ことが次々と明らかになっている。「コーヒーを飲む習慣があるとがんにかかりにくい」「肝臓にいい」「脂肪燃焼効果がある」など、“コーヒーの健康効果”が相次いで発表されている。
 とはいえ、「子どもは飲んじゃダメ」「妊婦には危険」などとよく言われるように、タバコや飲酒などと同様、健康を損ねるというイメージがいまだにある。コーヒーはカラダにいいのか悪いのか――半信半疑の方も多いと思う。
 そこで、「コーヒーの健康効果」の最新事情を東京薬科大学名誉教授でコーヒー研究家の岡希太郎(おか・きたろう)さんに聞いた。『毎日コーヒーを飲みなさい。』(集英社)、マンガ『珈琲一杯の元気』(医薬経済社)などコーヒーと健康に関する著書を多数手掛けている“コーヒーの伝道師”だ。

■「コーヒーが健康にいいのは間違いない」
――ここ数年、「コーヒーは健康にいい」というニュースを目にする機会が増えました。「がんにかかりにくい」「肝臓にいい」「糖尿病にもいい」「脂肪を燃やす」など効果もさまざまですね。
岡さん

 「コーヒーはカラダにいい」という研究成果が毎年のように出てきています。多方面にわたって健康効果が確認され続々と報告されるので、コーヒーの研究をしている私自身が、その多さに参ってしまうくらいです。コーヒーが健康にいいのは間違いないでしょう。私自身は「コーヒーはくすり」だとよく言っています。

 最近、一番話題になったのが、2015年5月の東京大学と国立がん研究センターによる発表です。「緑茶やコーヒーを飲む習慣のある人は、心臓病や脳卒中などによる死亡リスクが低下する」という疫学調査です。「コーヒーを1日3~4杯飲むと、心臓病死の危険性が4割減る」と新聞・テレビなどで大きく取り上げられました。私はコーヒーの健康効果について取材を受けることが多いのですが、このときは各メディアから取材依頼が殺到して大変でした。この発表で、「コーヒーはカラダにいい」という認識がより一層定着してきたように感じます。

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最終更新:10/16(日) 7:47

NIKKEI STYLE

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