ここから本文です

ビーチバレー坂口佳穂、目標かなわず涙。 「それでも、私はめげない」

webスポルティーバ 10/16(日) 15:03配信

 全12戦開催される『ジャパンビーチバレーボールツアー2016』。先日、第11戦目となる川崎市長杯(10月7日~9日)が川崎市・川崎マリエンで行なわれた。

【写真】着実に実力アップしている坂口佳穂

 シーズン終盤を迎えて、注目の坂口佳穂(20歳/マイナビ)&鈴木悠佳子(28歳/マイナビ)ペアには、ふたりが今季の目標に掲げてきた4強入りへの期待が一層高まっていた。しかし、予選プールの第1試合はいい形で勝利しながら、第2試合ではセットカウント0-2と完敗。プールDで1勝1敗の2位にとどまって、またも念願のベスト4進出はかなわなかった。

 松村美由紀(31歳)&宮川杏奈(25歳)ペアと対戦した初日の第1試合では、第1セットを19-21で落としたものの、第2セットに入ってから、坂口のサーブが冴えて効果的に決まり始めると、完全にゲームを支配。鈴木の連続ブロックポイントなどもあって、21-12の大差でモノにした。そして、第3セットでもその勢いを保って15-7と制し、セットカウント2-1で勝利した。

「攻めるポイントに気づいたのが、(第2セットの)途中から。第1セットから切り替えができていれば、もっとよかった」

 坂口はそう反省を口にしたが、高さのない松村&宮川ペアに対して、サーブで押し込んで、ブロックで強打を封じ込めた。坂口と鈴木、それぞれの長所が出た好ゲームだった。

 勝てば準決勝進出が決まる2日目の第2試合は、永田唯(27歳)&熊田美愛(25歳)ペアが相手。今季、3位表彰台に5度も立っているトップレベルのペアだ。特に永田は日本代表にも選ばれたことがある実力者で、今季はこれまでに2度対戦して2連敗。2週前の対戦では、第1セット13-21、第2セット16-21と完敗を喫している。

 とはいえ、坂口&鈴木ペアが目標を成し遂げるには、突破しなければいけない”壁”である。完敗したゲームでも、「今回も対戦することがわかっていたから、攻略のイメージを考えていた」と鈴木は言う。坂口も「3度目の正直で結果を出したい」と、実力ペア相手にも怯むことはなかった。が、思わぬ”誤算”が生じた。

 朝からパラパラと降り始めていた雨が、ウォームアップ中に豪雨に。「これほどの雨の中での試合は経験がなかった」という坂口&鈴木ペアには、難しいコンディションでのゲームを強いられることになったのだ。

 ボールは水分を含んで重くなり、普段とは違う足もとの砂の感触にも、坂口&鈴木ペアは戸惑った。おかげで、経験の浅いふたりはレシーブ、アタックのミスを連発。立ち上がりから守勢に回って、相手に主導権を完全に握られてしまった。

1/2ページ

最終更新:10/17(月) 13:07

webスポルティーバ

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Sportiva

集英社

Sportivaムック
11月10日発売

定価 本体1,389円+税

フィギュアスケート特集
『羽生結弦 未来を創る人』
■羽生結弦 インタビュー、エッセイ
■羽生結弦 フォトギャラリー

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。