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大逆転なるか。室屋義秀がエアレース今季最終戦で年間表彰台を狙う

webスポルティーバ 10/16(日) 18:00配信

 レッドブルエアレース・ワールドチャンピオンシップの2016年シーズンも、最終戦となる第8戦を残すのみ。今年3月にUAE・アブダビで開幕した、7カ月に及ぶ戦いもいよいよクライマックスを迎える。

【写真】千葉・幕張海浜公園で開かれた第3戦で初優勝を果たした室屋。記者会見では涙も

 日本人パイロット、室屋義秀にとってはシーズン開幕前に掲げた目標、「年間総合で表彰台(3位以内)」を達成できるかどうかがかかる大一番である。

 10月2日にアメリカ・インディアナポリスで行なわれた第7戦では、室屋はラウンド・オブ・8で敗退した。前日の予選で他を圧倒するトップタイムを記録していただけに、5位に終わったことは悔やまれる。だが、ラウンド・オブ・8でも、このレースで年間総合優勝を決めたマティアス・ドルダラーに敗れはしたものの、ラウンド・オブ・8全体で2番目のタイムを出している。パイロット、マシンともに調子自体はかなりいい。

「アメリカをベースに活動しているチームスタッフが多いので、彼らにとってはやりやすいところはあるだろうが、僕自身はアメリカだから特別に相性がいいと感じることはない」

 室屋は素っ気なくそう語るが、昨年のシーズンもラストのアメリカ2連戦では、どちらもファイナル4に進出。第7戦で3位、第8戦で4位と好成績を残していることも、期待が高まるデータではある。

 チームの分析担当を務めるベンジャミン・フリーラブは、第7戦を終えた後、晴れやかな表情で「負けはしたが、最後のフライト(ラウンド・オブ・8)はすごくよかった」と語り、自信ありげにこう続けた。

「ヨシはすごくいい状態にある。昨年もラスベガスでは好結果を残しているし、ヨシにとって最終戦は勝つチャンスのあるレースになると思う」

 その自信は、現地ラスベガスに入ってからも変わらない。フリーラブは「第7戦から短期間ではあったが、機体の改良もいくつか施した。機体の仕上がりはかなりいい」と、笑顔で語る。

 もちろん、パイロットの室屋もコンディションはいい。第7戦が終わった後も、室屋はアメリカに残り、フリーラブの活動拠点であるカリフォルニアで、機体の調整と自らのトレーニングを重ねてきた。

「前のレースが終わってから4、5日オフにしてリフレッシュした後は、ずっと飛んでテストしてきたので機体の状態はいいし、僕自身も移動や時差がないので、体がかなり楽。インディよりも安定して飛べる状態にある」 

 室屋は穏やかな表情でそう語る。

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最終更新:10/17(月) 14:40

webスポルティーバ

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