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モウリーニョが敵地リバプール戦を前に陽動作戦? “ユナイテッドサポ疑惑”の主審を擁護

Football ZONE web 10/16(日) 12:20配信

主審のテイラー氏は、ユナイテッドの本拠地から6マイルの街出身

 マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、16日の敵地リバプール戦を前に常套手段に出た。ナショナルダービーを裁く「ユナイテッドサポーター疑惑」の強まるアンソニー・テイラー主審を擁護。早くも陽動作戦を仕掛けている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

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 チェルシー監督時代のモウリーニョ監督は、敗れた試合後に審判のジャッジを度々批判。成績不振の昨季には、解任前に主審室へと押し入って抗議し、スタジアム出入り禁止処分を言い渡されるほどだった。レアル・マドリード監督時代にも駐車場でレフリーを待ち伏せてクレームをつけたという逸話の持ち主は、大一番を前にやはり黙っていなかった。

「私には考えがある。だが、言葉によって何度も何度も罰せられてきた。だが、彼にいい仕事をさせないようにプレッシャーを掛けようとする人間は存在すると思う」

 モウリーニョ監督はレフェリーに対する揺さぶりを静かにかけ始めていた。主審のテイラー氏は、ユナイテッドの本拠地オールド・トラッフォードからわずか6マイル(約10キロ)の街ウィゼンシャーウ出身で、ユナイテッドサポーター説が浮上している。元レフェリー協会のチーム、キース・ハケット氏はこの一戦でのテイラー氏の任命は「あまりにもアンフェア」と警句を発している。

優等生発言は有利な判定を引き出すため?

 イングランドでは、主審が特定クラブのサポーターで公平さを逸脱したジャッジがスキャンダルに発展するケースもあるが、モウリーニョ氏はユナイテッドサポーター疑惑の強まるテイラー氏を擁護。その背景には、より有利な判定を引き出そうという名将の思惑があるのかもしれない。

「我々の規律面のレコードは優秀なものだ。この点では全く問題ない。我々はプレミアリーグとレフェリーの代表者とのミーティングで言われた通り、規律良くプレーする」と、珍しい優等生発言も飛び出した。

「我々は主審にプレッシャーをかけない。我々はタッチライン際でリラックスして行儀良くしているよ」と語った。モウリーニョ監督は宿敵のアーセナルのアーセン・ベンゲル監督とタッチライン際でつかみ合いになったこともある。一方、リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督はチームのゴールが決まると、タッチライン際を疾走し、ジャンピングガッツポーズを決める闘将として知られている。

 すでにモウリーニョ監督から主審への牽制が飛び出すなど、大一番は早くも火花を散らしている。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:10/16(日) 12:20

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