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17歳・畑岡奈紗の家庭環境を祖母が明かす 日本女子オープン初のアマ優勝

デイリー新潮 10/16(日) 5:58配信

 名前の由来はなんとNASA――。“前人未到のことをするように”とアメリカの航空宇宙局になぞらえたキラキラネームでも、その実力は今や国内トップクラス。2日、日本女子オープンで優勝した高校3年生の畑岡奈紗(17)は一体どんな家庭に育ったのか。

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 当然ながら彼女は、ゴルフファンの間でもそれほど知られた存在ではなかった。スポーツ紙記者の話。

「アマの試合にばかり出ていましたからね。日本女子オープンは女子ゴルフ最高峰。アマチュア選手が優勝したのは史上初めてです」

 ゴルフジャーナリストの児島宏氏も絶賛する。

「勝みなみさんが優勝したスポンサートーナメントと日本女子オープンではレベルが違います。最終日の18番ホールでは、大勢のギャラリーで、相当のプレッシャーだったはず。それをものともせず、難しいバーディーパットを入れてしまった。あの精神力はすごい」

 一躍、時の人となった彼女は茨城県笠間市の出身。

「父の仁一さんと母の博美さん、14歳の妹の4人家族です。小学校5年からゴルフを始め、中嶋常幸さんのゴルフアカデミーの1期生に。2015年から世界ジュニア選手権を連覇しています」(先の記者)

 現在は、ゴルフに集中するため通信制の学校に通う。実はこの高校、インターネットで課題の提出が可能で、年間3日の登校で卒業できるのだという。これだけ見れば、いかにもエリートコースを歩んでいるように見えるのだが……。

■父は家具会社

「全然ゴルフ一家ではなかったんですよ」

 と話すのは、畑岡選手の祖母である。

「父親は山新という地元では有名な家具販売会社で家具の買い付けをしています。海外に出張することも多いのですが、ゴルフはやりません。母親は高校卒業後、近所の宍戸ヒルズカントリークラブで受付として働いていて、奈紗はそこについていくように。本人がゴルフをやりたいと言ったそうです。小学校で野球をやっていて、ボールを打つのが好きだったから、共通するものがあったみたい」

 普段はディズニーランドを愛し、好きなアイドルは嵐の大野智。母親の上司、宍戸ヒルズカントリークラブの総支配人・草野通朗氏は、

「お父さんは学生時代、走り高跳びの選手で、彼女を陸上選手にしたかったみたいです。お母さんは元バレーボール部で、今や220ヤードは飛ばす腕前です。時に奈紗ちゃんのキャディーを務め、プレー中は後ろでニコニコ見守るだけ。スパルタ指導ではありません」

 とにかく負けず嫌いの性格、と続ける。

「自分が納得するまで何時間でも打ち続ける。2年前にジュニアの大会で勝みなみ選手に負けたときは涙が涸れるくらいに泣きじゃくったそうで、翌日には猛練習。口癖は東京五輪での金メダルです」

 祖母が言うには、 

「昔はスナック菓子が好きだったけど、今は全然食べない。炭水化物も取りすぎないように自分でセーブしている。庭でもパットができるようになっているのですが、時間があれば練習しています。彼氏? 作る暇もないですよ」

 身長158センチ。名前に違わず、見据える先は太陽系1番のプロゴルファー? 

「ワイド特集 男の顔は履歴書 女の顔は請求書」より

「週刊新潮」2016年10月13日神無月増大号 掲載

新潮社

最終更新:10/16(日) 5:58

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