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簡単チェック! あなたは「粋な上司」か、「ヤボな上司」か?

NIKKEI STYLE 10/17(月) 16:40配信

上司の言い分vs部下の言い分

 10社ほどの総務・人事マネジャーが集まる場で世間話をする機会がありました。その日の話題の中心は「職場から消えたもの」。答えとして挙がったのは「お茶当番」「灰皿」「青焼きコピー」など様々。

 でも、10社もあると、「ウチにはまだありますよ」というものばかりで、一致しません。そんな中、ひとつだけ一致した「職場から消えたもの」がありました。それは「粋(いき)な上司」です。いまや「粋な上司」は絶滅危惧種、「上司の粋なはからい」は死語になりつつあるようです。

 ということで、今回のテーマは「粋な上司」。上司、部下がどう考えているのか、どうしていけばよいのかを考えます。

上司の言い分

 部下たちが「粋な上司がいない」と話しているのは知っています。私のことを名指しで言っているわけではないようですが、気分はよくありませんね。

 上司に粋を求めるのはわかりますが、いまの管理職にそれを求められてもつらいんです。昔と違って、管理職の裁量幅は小さくなっています。好きにできる範囲は狭く、何をするにも、会社にお伺いを立てなくてはなりません。そんななかで、粋にふるまえと言われても難しいんです。

 おまけに、このところ収入も増えていないので、小遣いもあまり多くありません。部下におごるなど、太っ腹なところを見せたくてもなかなか……。

 そもそも、若い人に「粋」がわかるんでしょうか。先日も、部下の一人がクレーム対応で大変そうだったので、さりげなく手伝ってあげましたが、礼のひとこともありません。上司がそうするのは当然だと思っているようです。そんな状況で上司にだけ粋を求められても困るんですよ。

【部下に求めること】
*上司に粋を求めるのはやめてほしい
*粋を求めるなら、粋を感じられるようになってほしい

部下の言い分

 いま、粋な上司はいないですね。最近、「粋なはからい」をしてもらったと思うこともありません。

 上司は部下に粋なはからいをする余裕がないみたいです。自分のことで精いっぱいなんじゃないですか。プレイングマネジャーだということを言い訳にして、部下を見ていないし、手助けもしないし。

 前に、篠原涼子さんの出ていたCMで、仕事でテンパッている篠原さんに、上司がさりげなくコーヒーを置いていくものがありました。あのCMを見た同僚の女性社員たちが「私もあんな上司の下で働きたい」と言っていましたよ。もっと上司が粋になってくれないかとみんな思っているんです。

 まあ、それは無理としても、チームの飲み会が100円単位まで割り勘で、わずかな追加もいちいち全員から徴収っていうのは勘弁してほしいですね。

【上司に求めること】
*粋な上司になってほしい
*部下のことをもっと見てサポートしてほしい
*少しは太っ腹なところも見せてほしい

 上司、部下の話を聞くと、職場から「粋」が消えつつある状況がよくわかります。このまま職場から粋は消えてしまうのでしょうか。それは、さみしいですね。どうすればよいか、考えましょう。

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最終更新:10/17(月) 16:40

NIKKEI STYLE

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