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なぜ、DeNAの池田純社長はたった5年でチームを去るのか。「僕は執着が嫌い。面白いものを創造できなくなる」

ベースボールチャンネル 10/17(月) 12:30配信

顔の見える経営者・池田純氏のエンディングは、大仰な記者会見をしない

 いかにも“らしい”最後だった。
 横浜DeNAベイスターズのクライマックスシリーズ敗退が決まった翌日の10月16日、球団社長である池田純氏の退任と、岡村信悟氏の就任が発表された。

 この突然の報に驚く向きもあったが、2011年12月の就任以来、池田氏を見つづけてきた人間からすれば「なるほどね」と思える、絶妙のタイミングだった。

 5年と長くはない期間でDeNAという球団をあらゆる面において急成長させてきた池田氏の決断力と展開力、そしてスピード感を鑑みれば、納得せざるを得ない判断だと言える。

 しかも退任にあたって大仰な記者会見などは行わず、記者を集めて“囲み取材”をして、それでおしまい。「なによりもファン優先、選手優先、裏方が目立ってもしょうがない」と池田氏は常々言っていたが、それを地で行くエンディングだった。

 とはいえ「目立たない」といっても斬新なアイデアを連発する能力の高い経営者だったことから、いやが上にもスポットライトを浴びることは少なくなった。ゆえに他球団のトップと比べれば“顔の見える”経営者だったことは間違いない。

 池田体制最終年となった2016年シーズンの横浜スタジアム観客動員(CSを除く)は以下の通り。

【観客動員数(主催72試合)】
193万9146人
これまでの最多記録である日本一になった1998年の185万7000人を超え、球団史上最多を記録。昨対比106.9%。

【大入り満員回数】
54回目
2015年の43回を超え、球団史上最多を記録。

【完売回数】
31回目
2015年の22回を超え、球団史上最多を記録。

 ちなみに池田氏が史上最年少の35歳で球団社長になる前の2011年シーズンの観客動員は約110万人で今シーズンとの対比175.9%。また当時、稼働率は50%を切っていたが、現在は93%以上であり、今や観戦チケットが取りにくい球団のひとつにまで成長した。

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最終更新:10/18(火) 9:27

ベースボールチャンネル

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