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ナ・リーグ頂上決戦。 最強カブスに前田健太のドジャースが挑む

webスポルティーバ 10/17(月) 13:41配信

【MLBポストシーズン2016】

■リーグチャンピオンシップシリーズ展望
@ナ・リーグ編


 現地10月15日(日本時間10月16日)、ナ・リーグのリーグチャンピオンシップシリーズが幕を開けます。ナ・リーグ頂上決戦に駒を進めたのは、今季メジャー最高勝率を誇る中地区1位のシカゴ・カブスと、前田健太投手が所属する西地区1位のロサンゼルス・ドジャースです。

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 ディビジョンシリーズを振り返ると、サンフランシスコ・ジャイアンツを3勝1敗で破ったカブスは若手の活躍が際立っていました。第1戦では23歳のハビアー・バエズが決勝ホームランを放ち、第3戦では9回の土壇場に24歳のクリス・ブライアントがツーランで同点とし、第4戦では24歳の新人ウィルソン・コントレラスがタイムリーを打って勝利に貢献。守備でも22歳のアルバート・アルモーラが好プレーでピンチを防ぐなど、攻守にわたって若手が躍動していました。

 なにより今のカブスは、チーム内のムードがいい。人心掌握術に長けたジョー・マドン監督のもと、若手とベテランが一致団結し、選手登録されていない川崎宗則選手もベンチで大いに盛り上げています。すべてが噛み合っている印象なので、カブスの勢いは止まりそうにありません。

 一方、ワシントン・ナショナルズを3勝2敗で退けたドジャースのディビジョンシリーズは、クレイトン・カーショウの活躍に尽きると言っていいでしょう。カーショウは第1戦に先発登板し、中3日で第4戦のマウンドにも立ち、そして最後の第5戦は中1日でリリーフ登板してセーブを挙げました。

 また、リリーフ陣の粘り強いピッチングも目立っていたと思います。ディビジョンシリーズでナショナルズを破った試合は、いずれも1点差ゲーム。ブルペン総出で接戦をモノにしてきた印象です。

 その結果、ナ・リーグのリーグチャンピオンシップシリーズは、「カブスvs.ドジャース」というカードになりました。全国的に人気の高いチーム同士の対戦なので、全米中で盛り上がるのは間違いないでしょう。

 カブスが勝てば1945年以来、実に71年ぶりのワールドシリーズ進出となります。歴史を紐解くと、カブスはリーグチャンピオンシップシリーズで悲劇的な敗北を繰り返してきました。あと一歩のところで野手がトンネルをしたり、観客がファウルフライの捕球を妨害したりと、信じられない出来事が起き続けたのです。

 1984年、1989年、2003年、そして2015年。1945年以降、カブスは4度もリーグチャンピオンシップシリーズで高い壁に阻まれてきました。カブスにとって、このシリーズはつらい思い出ばかり。この鬼門を今年こそ乗り越えることができるか注目です。

 対するドジャースも、近年はワールドシリーズから遠ざかっています。過去21度のリーグ優勝を誇る名門ですが、最後にワールドシリーズに進出したのは1988年。今年ナ・リーグを制覇できれば、実に28年ぶりとなります。

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最終更新:10/17(月) 14:31

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