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「筋肉よりも脳みそを鍛えろ!」 フランス大統領がベンゼマと代表選手を痛烈批判

Football ZONE web 10/17(月) 16:35配信

オランド大統領が自伝で代表チームを批判 ベンゼマの代表復帰は絶望的な状況

 フランスのフランソワ・オランド大統領は、フランス代表の同僚に対する恐喝容疑で有罪判決の言い渡されたレアル・マドリードFWカリム・ベンゼマを自伝で批判。「モラルの面でベンゼマは好例にならない」と断罪し、「代表は筋肉よりも脳みそを鍛えろ!」とチーム全体に異例のダメ出しをしている。フランス屈指の実力者の代表復帰は絶望的な状況となっている。スペイン地元紙「マルカ」が報じた。

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「モラルの面でベンゼマは好例になっていない。(仏代表は)ピッチ上での練習を少なくして、筋肉よりも脳みそを鍛えるべきだ」

 オランド大統領は自伝「大統領はこんなことを話すべきではない」で、代表チームに対して異例の批判をしている。ベンゼマの問題児ぶりとともに、代表選手の脳みそを鍛えるべきと一刀両断した。

 ベンゼマはフットボール界に衝撃を起こした。昨年10月のフランス代表合宿でリヨンMFマテュー・バルブエナのセックステープを巡る恐喝事件に関与した疑いで、警察当局に逮捕された。有罪判決を言い渡され、被告となったストライカーは現在判決を不服とし、控訴している。

 ベンゼマとバルブエナは今年6月に行われた欧州選手権(EURO)フランス大会でメンバーから外された。レアルの誇る「BBC」と呼ばれる世界最高の3トップの一角に君臨するストライカーは自らフランスのテレビ局に登場し、代表復帰キャンペーンを張ったが実らず。アルジェリア系のベンゼマは、ディディエ・デシャン監督の選考を人種差別的と批判するなど物議を醸していた。

「クラブと国に対する忠誠心がない」と指摘

 フランスはEURO準優勝に終わっており、レアルのジネディーヌ・ジダン監督がベンゼマの代表復活を後押しするなど、ベンゼマ待望論はゼロではない。だが、オランド大統領の眼にはフランス代表は輩の巣窟と映っているようだ。

「フランス代表にはコミュニティというものが存在しない。クラブと国に対する忠誠心がない。チームは、かなりの貧困街から海外にあまりにも若くして移籍した男ばかりだ」

 かつて1998年フランスワールドカップと2000年EUROで優勝を果たし、国家の希望だったフランス代表は母国開催のEUROで準優勝も、大統領から厄介者扱いされている。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:10/17(月) 16:35

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