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「会話でしくじる」痛々しい人の3つの特徴

東洋経済オンライン 10/17(月) 10:00配信

取引先や上司とのやり取り、夫婦の会話、ご近所での雑談。そんな中でふと口にした言葉が、思いがけず悪い方向に「人生を変えてしまう」ということがあります。
思わぬ会話のしくじりで、自分の株を下げてしまわないようにするにはどうしたらいいでしょうか。『会話のしくじり』から、しくじり回避のヒントをご紹介します。

■「間を埋めなければいけない」と思うのは危険

 飲み会などでなんとなく「座持ちがいい人」がいます。ただのいい人かと思いきや、実は会話のノウハウやスキルをかなり持っている、腕のたつ人である可能性があります。周囲に目配りがきき、会話に参加していない人を見つけたら、さっと「○○ちゃんなんか、どんな感じだったりする?」など、自然な言い方でゆるーく話を振っていたりします。

 「ゆるくつなげる人」「見え見えで仕切らない心遣い」ができる人が、しくじらない人の特徴です。「自分も盛り上げなければ!」と力みすぎると、かえって場の雰囲気を固くしてしまいます。本当は得意でないのに冗談を飛ばしたり、バラエティ番組の司会者のマネをしてその場を盛り上げようとすると、「あの人は空気が読めない」と思われる残念な結果になりかねません。

 これこそが会話のワナです。「~しなければならない」とか「~すべきだ」と思い込んでしまうと、しくじりが起こりやすいのです。

 「私がこの間を埋めなければ」なんて考えなくても大丈夫。「楽しそうにしている」その姿だけでも十分周囲を和ませていると、ゆるく考えましょう。

 会話に無理矢理「オチ」をつけなければいけないと思い込んでいる人もしくじりがちです。

 日常会話は雑談なのですから、結論や落としどころは必要ありません。

 他人に対しても「で、オチは?」と振るような人も「お前いつから芸人になったんだ?」と嫌われます。

頑張って話すよりも

 「すべらない話」はプロにおまかせ。私たちは、プロの「すべらない話」をネタに「○○さんの言ってた△△って話、面白かったね」「ええ、何それ?」「╳╳が□□だって話だよね?」「そう、あれ爆笑!!」「へぇー、見たかった!」「YouTube で見られるかも」くらいの盛り上がりで十分なのです。

■「面白がって聞く」人はしくじらない

 「話を盛り上げよう」と力んで、「楽しい人だ」と思ってもらえることは実はあまりありません。

 「知らない話」に苦手だなぁと思ったり、「知ったかぶり」して背伸びするより、「えー、面白そう!  それで?」と興味津々、きっちり聞く側に徹することができる人は、しくじらない可能性大です。

 「わぁ、見たかった!  ねぇねぇそれから?」

 この聞く極意は、何も「女子トーク」に有効なだけではありません。

 「へえ、詳しくないので、もうちょっと教えて下さい」

 「あぁ、そういうことだったんですか!」

 「知らないこと」にこそ興味関心を示し、好奇心のアンテナを目一杯広げる。自分のフィールドにちょっとかかわる話題がきたら、「ああ、そうですか。知り合いにも同じような仕事をしているヤツがいまして、こんなことを言ってました……」と少し加わってみる。あまり頑張りすぎることはおすすめしません。

 もちろん、自分の存在をアピールするために、無理やり話に割って入って、他の人たちと同じ時間だけ話そうとするのはダメです。せっかくの盛り上がりに水を差すおそれがあるからです。

 テレビ番組なら、そういう人の話は全部カットされます。マネジャーに「俺、けっこうしゃべったよな」と胸を張っていても、オンエアを見たらひと言もしゃべっていなかったりするのが、頑張りすぎたり、必死で割り込んで、すべるケースです。

 無理せず、笑ったり、うなずいたりして会話を楽しんでください。「私もたくさんしゃべらなきゃ!」と焦る必要はまったくありません。

 人が話しているのに自分だけが話していない……「自分は無能だと思われるんじゃないか」と考えるのはやめましょう。上手に人の話を聞くことの方がよっぽど意味があるということを知っておいてください。

 話の流れの中で、もっと知りたいことが出てきたら、

 「えっ、何?  それちょっと教えて」

 と聞く。自分の知っている話が出てきたら、自分もちょっとだけ話す。

 均等に話さなければいけないのは政見放送の選挙候補だけ。あれって笑っちゃうくらいわざとらしく、奇妙でしょ?  「同じ分量を話すべきだ」「言うべきことは気が済むまで言わなければ」と考えると、ああなりかねないということです。

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最終更新:10/17(月) 10:00

東洋経済オンライン

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北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。