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絶景とアートを一度に楽しめる美術館  大阪のスカイビルに12月オープン

オーヴォ 10/18(火) 10:16配信

 「未来の凱旋門」とささやかれる大阪のランドマークをご存じだろうか? 93年に竣工した梅田スカイビルは、2本のエスカレーターが40階建てのビル2棟をつなぐ未来的デザイン。近年海外の観光客を中心に脚光を浴びている。きっかけは08年、英国タイムズ社において、スペインのサグラダ・ファミリア、ギリシャのパルテノン神殿などと並び、「世界の建築物20選」として紹介されたこと。特に人気なのは、大阪湾に臨む街並みを見渡せる最上部の「空中庭園展望台」で、15年には、海外からの70万人を含む年間120万人以上の観光客を集めている。

 そんな大阪のホットスポットに、新たな魅力が加わる。10月13日に、梅田スカイビルの建築主である積水ハウス(大阪市)が、フレスコ画で知られる洋画家の絹谷幸二(きぬたに・こうじ)さん(73)の個人美術館を、同ビル内に新設すると発表したのだ。フレスコとは住宅や教会の壁にしっくいを塗り、しっくいが生乾きのうちに絵を描く画法。絹谷さんのフレスコ画は、空のブルーを背景に明るく躍動的な色彩の人物が描かれるのが特徴だ。

 絹谷さんは奈良県出身で、“インバウンド”につながる外務省主催の「日本ブランド発信事業」に参加している。加えて、若手画家の育成や未来を担う子どもたちの“教育”にも熱心だ。積水ハウスの和田勇(わだ・いさみ)会長は、「活動や思想に共感した。芸術文化の発信拠点を作って、大阪、日本を盛り上げていきたい」と開設理由を述べた。

 同ビルのタワーウエスト27階にオープンすることから、「絹谷幸二 天空美術館」と命名。約1150平方メートルの館内には、絹谷さんの作品が50点余り並ぶ予定だ。180度のラウンドスクリーンに迫力の3D絵画を投影するなど、独創性に富む。絹谷さんの制作活動をのぞける「アトリエ」、子どもたちの絵画教室が開催される「ワークショップスペース」も併設されるという。絹谷さんは、「学校では1足す1は2が正しいと教えられる。“芸術”の世界は“世間”の常識と逆。1足す1は3と答えられる子どもたちを育てたい」と意気込んだ。オープンは12月23日。

 大阪旅行の際には、絶景とアートを一度に味わえる梅田スカイビルを訪ねてみてはいかが?

最終更新:10/18(火) 10:16

オーヴォ

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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