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川淵三郎氏 「バスケでも観客動員がすべてです」

NIKKEI STYLE 10/18(火) 7:47配信

 2016年9月22日。

 バスケットボール男子の国内最高峰プロリーグ「B.LEAGUE」(以下、Bリーグ)が開幕した。

 2005年に日本の協会とたもとを分かちプロ化に踏み切った「TK bjリーグ」(以下、bjリーグ)と、企業チームが主体の「ナショナル・バスケットボール・リーグ」(以下、NBL)が統合。この11年、かなわなかった統一を実現したのは外部から招聘(しょうへい)された日本バスケットボール協会(JBA) エグゼクティブアドバイザーの川淵三郎氏だ。サッカー・Jリーグの初代チェアマンを務めた経験をもとに大なたを振るい、国際バスケットボール連盟(FIBA)から資格停止処分を受けた日本バスケットボール界を「再生」させた。

 日本のスポーツ界をまた一段と進化させるであろうBリーグ。川淵氏にこれからの日本バスケットボール界の課題や展望、また日本のスポーツ界の未来を語ってもらった。(聞き手は、上野直彦=スポーツライター)

―― 最初に、川淵さんのことは何とお呼びすればいいのでしょうか。 既にJBA 会長の役職を離れて、エグゼクティブアドバイザーという肩書きですが。
川淵

 キャプテンでいいよ。みんなから、そう呼んでもらっているので。

―― 分かりました。では、川淵キャプテンにお聞きします。リオデジャネイロ五輪の女子バスケットボール日本代表は大活躍でした。特に、敗れたとはいえ一時は16点のリードを奪ったオーストラリア戦はすごい試合内容でした。
川淵

 日本でテレビ放送されたリオ五輪の試合はすべて見ました。おっしゃる通り、初戦、2戦目の勝利は大きかったですし、3戦目のオーストラリア戦は敗れましたが、本当に惜しかったね。試合内容もよかった。そんなに簡単には勝たせてもらえないのも現実です。あの辺りがまだ大きな舞台で戦っていない経験の無さかなとも思いました。

―― 8月24日に開催された「熊本復興支援 Bリーグ・チャリティーマッチ」も取材しましたが、平日開催にもかかわらず2000人以上の観客が集まり、延長戦となった試合に喜んでいました。あの試合をBリーグではどのように捉えていますか。
川淵

 Bリーグが成功するためには、あのぐらいの盛り上がりではまだ足りない。今までのbjリーグ、NBLはマニアックなファンが多かった。これからは固定ファンだけでなく、バスケットボールを初めて見る人が今の倍ぐらいは増えないと。

 僕の経験からいうと、「バスケットボールって、初めて生で見たら結構面白いもんだな」と思ってもらえる。だから今までのチームを応援してくれたファンは、多くの仲間をアリーナに連れて来てほしい。それができればBリーグは大成功するに違いないという自信を持っています。

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最終更新:10/18(火) 7:47

NIKKEI STYLE

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