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こんなにもキュートで楽しいクルマはめったにない──ルノー新型トゥインゴを試乗

GQ JAPAN 10/18(火) 21:11配信

欧州車といえばドイツ車、という先入観を捨てたほうがいいのでは、と言いたくなるクルマがルノー トゥインゴだ。スタイルもいいうえに、乗れば乗るほど好感度が増す。いまもっとも気になるクルマの1台だ。

【新型ルノー トゥインゴの動画とフォトギャラリーはこちら】

フランスのルノーが手がける小型4ドアハッチバック、トゥインゴ。2016年7月に日本でも発表され9月から発売開始された。特徴はキュートさを感じさせるスタイリングと、少しクルマに詳しいひとにはリアエンジンのメカニカルレイアウトだ。

ルノー トゥインゴはとても好感のもてるクルマだ。フロントマスクは、高さといい分厚く見えるスタイリング手法で、玩具的な印象でかわいらしい。加えて大きめの1対のヘッドランプと中央のダイヤモンド(ルノーのエンブレム)がシンプルだけれど力強く、いいかんじの個性を生んでいる。

全体のシルエットも“もっさり感”(いい意味)が出ていて、いってみればエラそうなかんじとか、他人を出し抜こうとする抜け目のなさを感じさせない。60年代から70年代にかけての欧州の大衆車が持っていたのどかなイメージがいままた表現されたよう。このトゥインゴに乗っているひとに悪いひとはいない、といいたくなるほどだ。

ほんわかしたかんじは操縦感覚にも共通している。運転してまず印象的なのはステアリングホイールの軽さだ。エンジンは後車軸より後ろのいわゆるリアエンジンのレイアウトのせいか。重いものがフロントにないぶん、軽快感が強い。カーブを曲がるときにも軽いかんじで、これも好ましい。そのいっぽうで、高速などでは意外にも軽薄なかんじがない。速度が上がっても操縦性における不安感とは無縁。路面とのコンタクトを失わないのである。

基本プラットフォームはスマート forfour ターボと共通だが、エンジンはルノー製897cc3気筒ターボを搭載している。最高出力は66kW(90ps)で最大トルクは135Nm。街中でも高速でも山道でもパワー不足を感じることはまずないだろう。ただし操縦していると意外な驚きがある。

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最終更新:10/18(火) 21:13

GQ JAPAN

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