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セビージャ清武に逆風… 天才ナスリがサンパオリ監督との“絆”で復活宣言

Football ZONE web 10/18(火) 12:50配信

指揮官からのラブコールを受けてスペイン行きを決断

 セビージャMFサミル・ナスリは、今季マンチェスター・シティから期限付き移籍で加入後、背番号10に相応しい才能の輝きを示している。リーグ戦では15日の前節レガネス戦(3-2)を含む、5試合2得点の活躍で日本代表MF清武弘嗣をベンチに追いやってしまった。

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 圧倒的なテクニックと創造性を誇るドリブラーでありながら、シティで燻っていた29歳の天才アタッカーは完全復活に自信を見せ、闘将ホルへ・サンパオリ監督との信頼関係をキャリアのターニングポイントに挙げている。フランスラジオ局「RMCスポーツ」で語ったもの。

「監督と信頼関係を築くことができた。それは何物にも代え難い。彼とアシスタントのおかげで、僕はセビージャにいるんだ」

 ナスリは指揮官への感謝をこう語った。シティでは今季開幕前に、ジョゼップ・グアルディオラ監督に体重オーバーを理由にトップチームでのプレーを禁止される一幕もあったが、才能を認めて慰留された。だが、サンパオリ監督からのラブコールを受けてセビージャ移籍を決断したという。

信頼関係によってキャリアの“再生”を実感

 そして天才アタッカーは今、完全復活への手応えを感じているという。

「セビージャに来る決断を下した理由は、このクラブが本当に多くの選手にとって有益な存在だったからだ。彼らのキャリアを再生して、成長させている。それが自分に起きていることなんだ」

 フランス代表のエース級の実力を有しながらも、2014年ブラジル・ワールドカップのメンバーから落選し代表引退を表明。その際にディディエ・デシャン監督を批判するなど、ピッチ外でトラブルの多いナスリだが、サッカーをする喜びを取り戻し、キャリア再生を実感しているという。

 そんなナスリを、サンパオリ監督は「彼がボールを持つと、チームが呼吸をする」とまで絶賛している。清武は開幕戦のエスパニョール戦(6-4)で1ゴール1アシストと活躍したが、移籍期限の最終日にタレント揃いの中盤にナスリが加わったことで一気に出番を減らした。2試合連続でベンチ外となったハリルジャパンの新エース候補にとって、天才ナスリの完全復活はセビージャでの未来に暗い影を落とすものとなっている。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:10/18(火) 12:50

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