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韓国のエースが胸に刻むオランダ英雄FWの言葉 「僕に“良い選手だ”と言ってくれた」

Football ZONE web 10/18(火) 19:09配信

ソン・フンミンが抱く、ハンブルガー時代の同僚ファン・ニステルローイへの感謝の思い

 トットナムの韓国代表FWソン・フンミンは16歳の時にハンブルガーSVの下部組織へ渡り、その後にトップチームデビューを果たして欧州でのキャリアの第一歩を歩み始めた。当時を振り返ると、周囲に頼れる存在もおらず「孤独を感じていた」という韓国のエースは、その時に手を差し伸べてくれた恩人として元オランダ代表の英雄ストライカーの名前を挙げている。英紙「デイリー・メール」が報じた。

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 9月には4得点を挙げて、プレミアリーグの月間MVPを獲得するなど絶好調のソン。ハンブルガーSVからレバークーゼン、そしてトットナムと着実にステップアップを遂げているが、ここにたどり着くまでにはイバラの道を歩んできたのだという。

 まだ高校生だった09年にハンブルガーの下部組織に加入したが、当時は右も左も分からずにストレスを貯めていたという。

「16歳にとっては難しいものだった。ヨーロッパに来た時、英語もドイツ語も分からなかった。何一つ、だ。友だちも誰も知らない。誰も僕のところに来ない。とても孤独を感じていた。みんなが僕を助けなければいけないから、僕はとても控えめに過ごしていた。1年目はとてもタフだった」

「彼が僕に自信を与えてくれた」

 「時々、韓国が恋しくなった」と心が折れそうになっていたソンだが、支えていたのは欧州でプロになりたいという信念、そして、ハンブルガーで同僚となった元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ氏の存在だったという。

 ユナイテッドとレアル・マドリードで得点を量産した点取り屋からもらった言葉をソンは大切に胸にしまい、力に変えていたようだ。

「ルートは僕をとても助けてくれた。彼とは(トップチームの)最初のトレーニングセッションで会い、僕に話しかけてくれた。僕のことを良い選手だと言ってくれたんだ。彼が僕に自信を与えてくれて、感謝しているよ。彼と一緒の間はとてもいいチームで、成功を収めた」

 今や韓国のエースとなった24歳が飛躍を遂げた陰には、オランダが生んだ希代のストライカーの存在があったようだ。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:10/18(火) 19:09

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