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SAが語る、日本のパンクロックシーンで独自の進化を遂げた自負

ローリングストーン日本版 10/18(火) 16:00配信

日本のパンク界の宝・SAがメジャー移籍後初のオリジナル・フルアルバム『WAO!!!!』を10月19日にリリースする。このアルバムが、とにかくSAらしく骨太、赤裸々でありながら、サウンドバリエーションが豊富且つハッピーで兎に角素晴らしい。アルバムに込めた想いをTAISEIとNAOKIに聞いた。

祝メジャーデビュー!SAインタヴュー前編(ほろ酔い編):「メジャー?全然大丈夫。俺らは変わんない」

-今作は、去年7月の野音の大成功の後、メジャー移籍があり、ベスト盤『ハロー・グッドバイ』が今年1月にリリースされ、2月からは野音のドキュメンタリー映画『劇場版SA サンキューコムレイズ』が上映、春に行われたツアーも大成功を収め・・・と、SA史上最も充実した時間を過ごした後の、満を持してのメジャー移籍後初のオリジナルアルバムとなったわけですが。

TAISEI:どうだった?

―その出来、テンション共に予想を越えた内容でしたし、曲も従来のパンクというものを超えた内容で、それでいてSAらしいっていう。正直、SAを甘くみてました。傑作ですし、本当に御見それしました! という感じです。

TAISEI:甘くみてたか(笑)。正直だなぁ。でも気に入って貰えて嬉しいよ。で、メジャーだからこういうアルバムを作ったわけじゃなくて、インディーだろうがこのレコードを作ったと思うよ。このアルバムの感想として、"音楽性が広がった"っていう意見を聞くんだけども、俺ら、本当にもともとが広いのよ(笑)。それをちゃんと明確に見してやろうかなっていう。ライヴで、よく"ざまあみやがれ!"って言うんだけど、"ざまあみやがれ!"なアルバムをちょっと作ったろうかなと。

NAOKI:レコーディングスタッフが一新されてるのもデカいんだけどね。それによって音の広がりが出てるとは思う。セルフプロデュースやったら、もしかしたら前作が限界だったのかな。今回は、半ば共犯者の知恵もあるから(笑)。

TAISEI:メジャーに行って、レコード会社のスタッフも含めて仲間が増えたなかで、SAの音を少し客観的に見てくれる人が増えたっていう面ではよかったよね。

―作り出す前はバンド内でそういうアルバムにしようと?

NAOKI:いや、特になく。いつもこんな感じで会ってる時に、何気なく出る会話のなかに、この先向かうヒントが転がってるからね。

TAISEI:でさ、お酒飲みながら馬鹿話をしてる中で持ち上がるのが、歌謡曲だったり、子供の頃よく聴いた日本のロックだったりっていう話で。そういう音楽を、自分らのDNAの中に流れてるものだし俺らは否定してはいけないだろう、と。そこを出したいよねっていうのが強くなったのが今作かな。

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最終更新:10/18(火) 16:00

ローリングストーン日本版

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