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若手社員が今さら聞けないタクシーの乗り方

東洋経済オンライン 10/18(火) 6:00配信

 「タクシーに乗ったことが一度もない」。そんな20代が増えているようだ。

 東京ハイヤー・タクシー協会がタクシー利用者を対象としたアンケートを取ったところ、20代の回答者はわずか6.2%。協会に加盟しているあるタクシー会社に新卒で入った20代社員たちですら、入社前までに一度もタクシーに乗ったことがない人が大半だったという。

 しかし、社会人になると仕事でタクシーに乗る機会が出てくるだろう。そんなとき、上司や先輩にすべてを任せて、自分は乗るだけでは済まされない。タクシーを呼んだり、運転手に目的地を指示したり、代金を立て替えたりするのは、新人や若手が担うことが多いが、タクシーにはスマートな乗り方や、マナーがいろいろあるのだ。ベテランの社会人でも、意外に「喜ばれない乗り方」をしている人が少なくない。

 ここでは、仕事などでタクシーを使う時に恥をかかないよう、タクシーを使う時に知っておきたい「お作法」をまとめた。

■交差点近くの停車は渋滞の原因に

1 「交差点そばでタクシー待ちをしてはいけない」
 まずは、タクシーを呼ぶ方法。最近は、「全国タクシー配車」や「LINE TAXI」など、タクシーをスマホで簡単に手配できるアプリが登場しているので、これらを使う手もある。ただ、客先を出た後に「会社までタクシーで帰るから、拾って」などというときは、アプリを使うより、目の前に走っている流しのタクシーをつかまえたほうが早い場合もある。

 その時は歩道からタクシーに手をあげて止まってもらうわけだが、注意したいのは、その位置だ。たとえば、交差点で止めると、タクシーが邪魔になって、後続の車が進めなくなり、渋滞を引き起こすことがある。降りるときも同様でなるべく交通の妨げになるような場所に停車してもらうのはやめておきたい。

見通しの悪い場所もNG

 また、道がカーブになっていて後続の車から死角になる場所にいると、走っているタクシーから手を挙げているのが見つけにくいうえに、止まっても事故の引き金になりかねない。交差点から離れた、見通しの良い場所で手を挙げるようにしよう。

 鉄道の駅に行けば、殆どの場合タクシー乗り場があるが、地方に出張した場合は、ターミナル駅ならともかく、小さな駅だと駅前にタクシーが止まっていないことが少なくない。その場合、電話で呼び出すのが一般的だ。たいがい地元のタクシー会社の連絡先がどこかに掲示されているが、わかりにくいこともある。出張先でタクシーを使うのが確実なら、タクシー会社の電話番号をあらかじめ調べておくと、ストレスなく呼び出せる。

■タクシーにも座席の序列がある

2 「目下の人は助手席に座る」
 タクシーが来たので、若手の自分からさっさと後部座席に乗り込む――。
上司や先輩とタクシーに乗るとき、これは完全にマナー違反。応接室などと同じようにタクシーにも上座・下座があるからだ。最も上座なのは、運転席の真後ろの席だ。事故を起こした時にケガをしにくい席であり、若手が自らココに座るのはいただけない。

 2人で乗るときは、上司や先輩など目上の人に乗ってもらってから、自分も後部座席に座る。3人で乗るときには、目上の2人に後部座席に座ってもらった上で、自分は助手席に座るのが正しいマナーだ。4人乗車の場合は、最も目下の人が助手席に座り、2番目に目下の人が後部座席の真ん中に座る。

 ただし、足が悪いなどの理由で、上司が助手席の後ろに座ることを希望したときなどは柔軟に対応しよう。

3 「目的地の情報をできるだけ多く揃えておく」
 タクシーに乗った後、運転手に目的地を伝えるのは、目下の人間の役割。出張などで地元の有名企業に行くなら、社名を言うだけでも到着できるが、都内だとそうはいかない。正確に伝えないと、運転手が迷子になることもある。都内のタクシー会社のドライバーからは、「とくに都内のホテルや病院は似た名前が多く、運転手泣かせ」だという声が漏れる。言い間違えて見当違いの場所に行ってしまうとそれこそ大ごとだ。

 運転手を迷わせないためには、目的地の住所を正確に控えておき、それを伝えるのが良いだろう。都内のタクシーは大概カーナビを搭載しているので、住所があれば、大きく迷うことはない。地方ではカーナビを使わない運転手もいるので、地図を印刷した紙を渡す手もある。

 また、助手席で細かくルートを指示するとき、直前に右左折の指示を出すと、事故のもとになる。「2つめの信号を右」などと余裕を持った伝え方をしよう。

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最終更新:10/18(火) 6:00

東洋経済オンライン

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北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。