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慶應内格差:婚活市場最強スペックの人気アナ、栞。幼稚舎出身の男を前に、人生初の挫折!?

東京カレンダー 10/18(火) 5:20配信

慶應義塾大学内には、他大学からは決して窺い知れない“格差”がある。それは、大学入学に至るまで、どのような経路を辿ってきたかという格差だ。

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比率的には、大学受験を経て入学した「外部生」が圧倒的に多いが、貴族的な小学校といわれる「幼稚舎」から、中学は男子校の「普通部」と共学の「中等部」、「SFC」がある。

高校は男子校である「慶應義塾高」、埼玉にある「志木高」、女子校である「慶應義塾女子」、共学である「SFC」、そして「NY高」と高校の内部生は5つに出自が分かれる。

女子高出身の仲良し三人組、沙羅、栞、早希子の通称「3S」がそれぞれ感じた“慶應内格差”をお送りする。

初回は沙羅が密かに想いを寄せた男は、どんなに背伸びしても所詮は外部生だったという話を紹介した。今週は?

透き通った肌に小柄な身長。運動とは無縁で特技はピアノ。守りたいという男の願望を形にしたような女、栞。

そんな栞を周りの男が放っておく訳もなく、昔から年上の先輩に誘われては、よく高級店へデートに行っていた。同級生には手の出ない高嶺の花はアナウンサー試験にもあっさり合格。社会人になってからは、連日連夜「お食事会」に繰り出していた。

栞:ー来週木曜空いてる?外銀の小原さんが『かどわき』に連れてってくれるって♪ー

沙羅:ー行くー!トリュフ食べたい!参加!ー

彼のようなSクラス男子とのお食事会では早希子と沙羅がオマケだって分かってる。でも3人分を払わせるくらいの価値が私にはあるでしょ?

ヴァレクストラの財布、バレンティノのバック、プラダの靴…。栞の身に着けるものは、そういった「お友達」からの贈り物がほとんどだ。

そんな栞ももう27歳。花よ蝶よとおだてられる時間も残りわずかと、賢い彼女は分かっている。

これまで色んな職業の男と付き合った。開業医やミュージシャン、広告代理店営業マン。どれも長くは続かず、全て栞から別れた。

最後の彼は、プロ野球選手。

稼ぎはいいし、野球に直向きな姿は尊敬できる。だけど、会話に知性が感じられないし、浮気の心配もある。結婚は絶対無理!3Sはおろか、両親にも決して会わせられない...。

もう遊びは終わりにしないと。経済力。知性。家柄。とにかく遺伝子が良さそうな人。

栞の頭に、ある1人が浮かんだ。

「…圭一郎!」

すぐさま3SにLINEをなげる。

ー私、やっぱり圭一郎がいい。ー

すると沙羅。

ー確かに。結婚相手としては大あり!ー

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最終更新:10/18(火) 5:20

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