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10万円を切る高級15型ノート「ENVY 15-as100」に驚く

日経トレンディネット 10/18(火) 12:07配信

 国内のパソコンメーカーはイマイチ元気がないのだが、海外のメーカーは活発に新モデルを投入している。さらに、ファーウェイやLGエレクトロニクスなど、スマートフォンを軸にしたメーカーまで日本のパソコン市場に参入し、安価で高品質な製品が増えた。もはや、パソコンは良いモデルが安くて当たり前というフェーズに入ってきたように感じる。

【関連画像】写真ではスケール感がないのでモバイルノートのように見える

 今回取り上げる日本HPの「ENVY 15-as100」も、9万9800円と割安ながら驚くほど質感の良いA4ノート。個人向けの高級モデルで、「プレミアムライン」に含まれている。いわゆる第7世代の新しいCore iシリーズを搭載するので処理性能もバッチリだ。

 冒頭から余談で恐縮だが、HPのパソコンはどうにも型番が分かりづらい。型番を見ても製品が全然イメージできないのだ。サブブランドの名前が多い上に、枝番が多くてさっぱり覚えられない。さらに、法人向けと個人向けのモデルで分けられていて、スペックやサイズが重複している製品があるのは混乱の極みだ。

 さて、ENVY 15-as100を写真で見ると「これはモバイルノートじゃないか?」と思うかもしれない。アルミ製のボディーは非常にスリムでシンプルだ。まず注目したいのは、いよいよ15型モデルも金属ボディーの時代が到来しつつあることだ。安価な樹脂製のボディーが主流だった15型モデルにも、本体にコストを掛けたモデルが登場し始めたのである。Macはもともと本体が大きくてもアルミボディーだったので、さほど目新しいわけではないのだが、これが10万円を切るのだ。

重く感じるボディー、デザインはどこかで見た印象

 ENVY 15-as100は見た目がとてもスリムなので軽そうに思えるが、実際に手にしてみるとそれなりに重い。15型のノートパソコンとしては、2.08kgの重量は軽い部類なのだが、モバイルノートのような軽さをイメージして手にするとズシリとくる。

 もちろん、このモデルを持って外出するとはメーカーも思っていないだろうし、かばんに入れるにはかさばる。社内で持ち歩くにしても「ちょっ重いなあ」と感じるはずだ。車での移動が当たり前の米国なら余裕で持ち運ぶのかもしれないが、電車移動が主流の日本では現実的ではない。

 ボディーは細部までよくできている。底面のデザインも手抜きが見当たらず、なかなか美しい造形だ。

 僕はひと目見て「VAIOにそっくりだ」と思ってしまった。というのも、液晶を開くと天板の後端が本体下部に回り込んでキーボードに傾斜がつく仕組みなのだ。これは、ずいぶん前からVAIOに採用されているスタイルだ。確かに手前下がりになって打ちやすいので、この機構を採用するのは悪い判断ではないと思う。

 だが、後端の部分のミラー仕上げまでVAIOそっくりなのはいかがなものか。HPは、たまに他社製品そっくりなデザインを採用することがあるが、超大手なのだからやめたほうがいいと思う。使うわれわれユーザーとしてもこっ恥ずかしいぞ。

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最終更新:10/21(金) 13:06

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