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シワにならない高機能ジャケットが売れている 仕事でも素材感が好印象

NIKKEI STYLE 10/19(水) 7:47配信

 この秋のファッションシーンでは、小さく折り畳んで収納できる(=パッカブル)アイテムの発売が例年に増して目立っている。パッカブル製品の1番のメリットは持ち運びしやすい点で、カバンに常備しておいて必要なときに使えることから、旅行や出張などの外出時に重宝する。今回はビジネス対応のテーラードジャケットにフォーカス。シワになりにくく、丸めて収納できるジャケットを紹介する。

■スーツの代わりに使える好印象なジャケット

 シワになりにくいジャケットが特に活躍するのはやはり出張だろう。電車や飛行機を使っての長時間移動では着席しているときにシワがつきやすい。シワが気になってカバンにしまうこともできない。しかし耐シワのジャケットであれば万事解決。新幹線や飛行機の座りシワがつきにくく、ジャケットを脱いだ場合も丸めてキャリーケースに収納できるので邪魔にならないのだ。

 このようなシワになりにくいジャケットは「高機能ジャケット」や「トラベルジャケット」などと呼ばれ、その利便性から近年人気を博している。

 「最近ではタウンユースでスポーツブランドのウェアを着用したり、ファッションブランドがスポーツテイストを取り入れたウェアを発売するなど新しいトレンドが生まれています。そういった背景も、シワに強いジャケットが支持され始めた要因だと感じます」(三陽商会 メンズプレス 菊池智子氏)

 しかしこれまでは主に合成繊維を使用することで耐シワ性を高めているため、ウール素材のスーツと比べると見た目がカジュアルな場合が多く、普段のスーツの代用としては使いにくいのも事実だった。ところが最近、スーツの代わりに使える“ちゃんとした見た目”の耐シワジャケットが登場しているのだ。

 その筆頭はマッキントッシュ フィロソフィーの「トロッタージャケット」で、シリーズ累計販売数は約7万着に達したという大ヒット商品。新作の「トロッタージャケット#003(ナンバースリー)」は、一般的なスーツジャケットのように生地を織って作るのではなく、編んで仕立てたジャージー素材を使用しているのが特徴だ。

 同ブランドのPR担当である三陽商会の菊池氏は、「ビジネスシーンでは暑い時期はクールビズ、寒くなるとウオームビズといったように、エコの観点から服装の自由が増えている企業も増えてきています。しかし仕事で必要な“きちんと感”も欲しいといった要望に応えるために生まれたのが、シワに強いジャージー素材のジャケットです」と話す。

 スーツ同様の品行方正なシルエットで、なおかつ光沢を抑えた素材感で上品に見えるトロッタージャケットの最新モデル。ジャージー素材でシワになりにくいうえに手洗い可能な点も高く評価され、売り上げは好調だという。毎シーズン新作を発売しており、秋冬の新モデルである起毛感のあるポリエステル100%のタイプや、摩擦にも強いウール×コーデュラナイロン素材のタイプも、9月中旬の発売前から多数問い合わせがあり好調に売り上げを伸ばしているという。

 そこで今回は、注目を集めるシワになりにくいジャケットを厳選ピックアップした。いずれもビジネスブランドとして名高いメーカーだけに、耐シワジャケットといえどもビジネスマナーに即した仕立てが好印象のものばかりだ。

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最終更新:10/19(水) 7:47

NIKKEI STYLE

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