ここから本文です

話題のVR映像アプリ5選&その制作舞台裏は…

R25 10/19(水) 7:02配信

今話題のヴァーチャルリアリティ(VR)。10月13日には、ソニー・インタラクティブエンタテインメントからVR用ヘッドセット「PlayStation VR」が発売され、ゲームファンを中心に盛り上がりを見せている。

とはいえ、ゲームをしない人のなかには「あまり興味なし…」と思っている人もいるかもしれない。ただ、VRには、360度のパノラマ映像を自由に見渡せる特徴があり、それを利用すればゲーム以外にも驚きのある体験ができるのだ。現在、この機能を生かした映像コンテンツを見られるスマホアプリが続々と登場中。その一部を紹介しよう。

●音楽アーティストのパフォーマンスが楽しめる「dTV VR」

対応:Android/iOS

若者に人気のアーティスト「AAA」やセクシーダンサー集団「CYBERJAPAN DANCERS」などのパフォーマンスが見られるアプリ。スマホだけでも360度のパノラマ映像を視聴できるが、VRスコープを使えば、dTV会員でなくても簡単により臨場感のある映像が味わえる。

●観光地で高くジャンプしたら…”もしも”体験アプリ「VR Jump Tour」

対応:Android/iOS

空に向かって豪快にジャンプしてみたらどのような光景が広がるのか。VR技術とスマホの加速度センサーによって、それを体験できるアプリ。神戸や沖縄、長崎県の軍艦島など、ジャンプしたい場所を選ぶだけで準備完了。スマホの画面を横にした状態で目の前に構え、そのまま屈んでジャンプをすると、それに合わせた映像が見られる。

●様々なスポーツを疑似体験できる「Making View」

対応:Android/iOS

バイクレースやスカイダイビング、アイスホッケーなどのスポーツの映像を、選手の視点で楽しめるアプリ。各スポーツの選手たちが試合中に目の当たりにしているシーンを、迫力ある映像で擬似体験できる。

●VR空間で癒しを求めるなら…「なごみの耳かきVR」

対応:Android/iOS

CGで描かれたキャラクター「なごみちゃん」に、VR空間で耳かきをしてもらえる癒やし系アプリ。音声は、実際に人間が音を認知する状況を再現した「バイノーラル録音」で収録されている。イヤホンやヘッドホンを装着して楽しんでほしい。

●心を鎮めて精神統一…「禅VR -瞑想からあなたにひらめきを-」

対応:iOS

フランスやオランダなど、いまヨーロッパでは座禅が親しまれているという。これをVR空間で楽しむアプリが「禅VR」だ。奈良県の「中宮寺」や「當麻寺(たいまでら)」、東京都の心光寺などから場所を選ぶと、現地で撮影した映像が流れる。心ゆくまで座禅を実施しよう。

なかでも注目は、ドコモとエイベックスが手がける「dTV VR」。14万ダウンロード(2016年10月5日時点)を突破し、国内のVRアプリとして群を抜いた人気だ。

いち早くVR映像の制作に本腰を入れたというエイベックスの制作担当・近藤大輔さんに話を聞いてみた。

「VRには、周辺を360度見渡せて、立体的な映像を楽しめる特徴があります。しかし、我々はそうした機能面よりも、何を見るのが楽しいのかという点に着目してコンテンツを制作しています。dTVが配信する映像では、アーティストによる音楽とそれに合わせたパフォーマンスを間近で見られる体験にこそ、ユーザーの期待が集まっていると感じています」(近藤さん、以下同)

ファンに期待されている映像を制作するためには、具体的にどのような工夫を行っているのだろうか。

「ポイントはアーティストとの距離感だと思います。狭い空間で撮影することで、アーティストが自分の近くにいるような感覚を味わえるはず。また、VRでは左右より前後の動きの方が迫力があるので、パフォーマンスの参考にしています」

今までとは全く異なる体験ができるVR映像。夢のある話に聞こえるが、実際の制作現場では様々な苦労があるようだ。

「360度すべての映像がOKカットでなければならず、リテイクが多くなるので、それだけ労力がかかります。また、撮影場所選びもかなり難航します。通常は、ひとつの方向だけ気にすればよいのですが、VRの場合は360度すべての見栄えが重要なので、撮影の条件に適した場所を探すだけでもとても苦労しました」

VR映像の制作は、一般的な映像制作の数倍大変とのこと。それだけにユーザーからの反響も大きい。

「もちろんアプリのダウンロード数にも手応えを感じています。しかしそれ以上に、ファンの方から『好きなアーティストが、ずっとこちらを見ているのがうれしい』『触れそうな距離だったのでドキドキした』といった反応があり、こういったリアルな声が次回作へのモチベーションにつながっていますね」

現在、20作品を配信している「dTV VR」。今後はどのような展開を迎えるのだろうか。

「現在配信している映像でも、複数の場所で撮影した映像を合成したりCGを加えたりと、作品ごとに工夫をこらしています。今後はアーティストのパフォーマンスだけでなく、より多くのCGを駆使したホラーなど、ショートムービーにも挑戦したいと考えています」

10月14日には、今年8月に行われたフェス「a-nation stadium fes. powered by dTV」のライブステージを撮影したVR映像を配信開始(dTV会員のみ視聴可能)。今後の新作映像にも注目したいところだ。

(杉山大祐/ノオト)


(R25編集部)

※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびR25から一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、R25では図・表・写真付きのコラムを掲載しております

最終更新:11/15(火) 21:13

R25

記事提供社からのご案内(外部サイト)

R25[アールニジュウゴ]

リクルートホールディングス

特別号は随時発行。編集部の
お知らせなどで告知予定

0円

[特集テーマ]更新中!
・会社では学べない!ビジネスマン処世術
・お得に、スマートに、マネー得々大学院
・恰好いいパパに!オトコの子育て道場

Yahoo!ニュースからのお知らせ

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。