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松山ロスの男子ゴルフ 次世代スター発掘と社会貢献がカギか

NEWS ポストセブン 10/19(水) 16:00配信

 コラムニストでデイトレーダーの木村和久氏が、近頃気になるニュースをピックアップし独自の視点で読み解きます。今回は、国内男子プロゴルフツアーの現状を考察。

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 今年の日本オープンゴルフ選手権は、例年にない盛り上がりを見せ、入場者数も倍増しました。ここ数年、男子プロゴルフの人気は低迷し、試合数、入場者数、視聴率などは、全くふるわなかったのです。2013年の茨城ゴルフ倶楽部で行われた日本オープンは、5日間(雨で1日延びた)トータルの入場者数が1万人以下という、最低記録を更新しました。

 これはいかんと奮起したのか、今年の日本オープンは、予選初日からギャラリーが1万人越えとなりました。最終日は1万5000人に迫り、4日間の総入場者数4万5000人越えは、歴代2位の快挙です。

 入場者数が好調だった要因は、なんといっても松山英樹や石川遼、アダム・スコットなどの、人気選手の参加です。しかも期待通り、注目選手が白熱のデッドヒートを繰り広げ、最後まで手に汗握る展開となりました。

 やっと6~7年前の勢いに戻ったのはいいですが、人気選手の活躍の場は主にアメリカです。海外組が日本を去れば、また低迷ツアーに逆戻りです。東京オリンピックに向けてはもちろん、10年、20年先を見据えた、ゴルフ振興プランを練り上げないと、男子ゴルフツアーはジリ貧のまま…の可能性が高いといえます。

 そこで、次なるプランを提案します。

◆松山英樹的ジュニア育成計画

 野球・サッカーは、海外で活躍する選手が10人以上いながら、日本のプロリーグも盛況です。つまり、人材豊富なんです。これが男子ゴルフだと、世界クラスは松山英樹選手のみ。理想をいえば、松山選手クラスが10人は欲しい。そういう人材育成プランを構築しないと。

 たとえば、テニスの錦織圭選手がソニーから受けた奨学金のシステム。これをゴルフに応用できないでしょうか。トーナメントを主催している企業が、これぞというジュニアゴルファーにお金をかけ、渡米させて一流の技を学ばせるというものです。

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最終更新:10/19(水) 16:00

NEWS ポストセブン

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。