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早稲田から9年連続でドラフト指名は? プロから高い守備力を評価の石井一成、指揮官「レギュラー獲れれば10年やれる」

ベースボールチャンネル 10/19(水) 6:50配信

守備力はプロも評価

 ドラフト会議が迫ってきた。高校生投手のBIG4が話題に、大学生投手も豊作と言われている。

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 もちろん、大学生内野手にも二人の上位候補がいる。中京学院大の吉川尚輝(中京)と日大の京田陽太(青森山田)で二人とも1位の可能性がある。

 そこに加わってもおかしくないポテンシャルを秘めるのが早大の主将、石井一成内野手だ。「吉川、京田とともに今年のショートを代表する一人」というスカウトもいる。

 早大・高橋広監督が「プロ側から評価されるのは守備力。肩の強さもアピールできる」という。遊撃の守備範囲は広く、送球も安定し堅実だ。「プロでレギュラーを獲れたら10年はやれる」と太鼓判を押す。

 そこで課題はバッティング。石井はこの夏、バッティングフォームの改造に取り組んでいた。

「石井の右の握力は75キロとものすごく強い。今のままの打撃でも大学野球なら通用するが、上のレベルでは生き抜いていけない。握力を生かせと。インコースをライトにホームランを放ったこともありましたが、型にはまって強い右手で強引に打てば、大飛球にもなるんです。でも確率で言えば、そんな打球はそうそうない。もっと確実性を上げれば、低めの変化球にも対応できて、イチローのように拾うバッティングも可能になる」とは高橋監督の解説だ。

好機に決定的な仕事

 石井の思考の柔軟性を高橋監督は褒める。

「秋のラストシーズン前によく決断して、聞き入れたと思います。プロ入りした場合、2月のキャンプ頃にはものになってくるでしょう」

 他人の意見にも素直に耳を傾けるし、まじめに努力する選手なのだ。
 その改造は秋の六大学リーグの開幕週、会心の当たりで2本塁打を放って、早くも結果に結びつけた。第2戦のソロは決勝ホームランになった。

 石井のホームランは3年春の明大戦、柳からサヨナラホームランや、大学選手権決勝でのダメ押し、と価値あるものが多い。好機に決定的な仕事をするので、持っているものがあるかもしれない。リーグ戦の成績は77試合出場で65安打、5本塁打、打率.288を残している。3年春はベストナインに選ばれた。

 石井の強みは体が頑丈な事(180センチ、75キロ)。「体は堅いんですが、ケガをしたことがない」という。なぜか。栃木の実家は米農家でコシヒカリを作っている。「めっちゃ、美味いです。間違いないです。おかずは必要ないですよ。寮の部屋に炊飯器があるのでタイマーをかけて炊いておいて、夜の練習が終わってから、夜食に食べています」。親の愛情がこもっている。

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最終更新:10/20(木) 22:35

ベースボールチャンネル

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