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ドルトムントが敵地でスポルティングを撃破しCL2勝目 香川は公式戦9試合ぶりの先発フル出場

Football ZONE web 10/19(水) 6:01配信

ゲッツェと約5年ぶりの“黄金コンビ”復活も得点に絡めず バイグルのプロ初ゴールが決勝弾

 ドルトムントは18日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節で、ポルトガルのスポルティング・リスボンと敵地で対戦した。前半にエースのFWオーバメヤンのCL3試合連続弾やMFバイグルのプロ入り初ゴールなどでリードを奪ったドルトムントが2-1で勝利を収めた。日本代表MF香川真司は、クラブでは8月27日のリーグ開幕戦のマインツ戦(2-1)以来、公式戦9試合ぶりに先発フル出場を果たすも得点には絡めなかった。

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 負傷者続出のなか、香川は右のインサイドハーフとして出場。隣には盟友MFゲッツェが並んだ。2人が揃って先発したのはユルゲン・クロップ前監督時代の2011年12月3日以来、およそ5年ぶりとなった。

 先制したのはアウェーのドルトムント。前半9分、右サイドでMFゲッツェのパスを受けたFWオーバメヤンがワントラップ目を自身の前方に空いたスペースへ大きくコントロールして相手DFをスピードで置き去りにすると、最後は飛び出したGKをあざ笑うかのような浮き球のシュートでネットを揺らした。

 ドルトムントペースで試合が進み、オーバメヤンがヘディングと右足のシュートで2度の決定機を逃すなか、待望の追加点はエースではなく意外な選手がもたらした。

 同43分、ギンター、バイグルとつなぎ、香川へ浮き球の縦パスが送られるも、このパスはカットされる。即座に香川がプレスをかけると、出し手だったバイグルがボールを奪い、軽やかなステップでDFをかわしてゴール前に運ぶと、そこから強烈な一撃をゴール左隅へ叩き込んだ。21歳のMFはこの強烈ミドル弾が、プロキャリア初ゴールとなった。

終盤に負傷者が続出する悪夢のような展開

 ドルトムトムントは後半に入り、ミスから相手に絶好機を献上する。DFバルトラのバックパスをGKビュルキがエリア内でキャッチしたため、スポルティングに間接FKが与えられた。ペナルティースポットよりやや前の至近距離からMFカルバーリョが一度触った後にMFブルーノ・セーザルが強烈なシュートを叩き込んで、同22分にその差が1点差となった。

 失点直後、ドルトムントは怪我明けのDFバルトラがDFピスチェクと交代。その3分後にはDFギンターにもアクシデント発生で、MFローデとの交代でベンチに下がった。後半アディショナルタイムにはDFパスラックも負傷する悪夢のような展開で、下部組織出身18歳のMFブルニッチをスクランブル投入する緊急事態で、チームはさらなる野戦病院と化す危機に直面している。

 失点以降、流れはスポルティングに傾き、互いにヒートアップするシーンが増えるなど激しい展開となったが、試合はそのまま2-1で終了。グループFのドルトムントは2勝1分で勝ち点を7に伸ばした。

 盟友ゲッツェとのコンビで開幕戦以来のフル出場だった香川だが、不用意なボールロストが目立つなど、インパクトを残すことはできなかった。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:10/19(水) 6:39

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