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エリザベス女王 わが子より愛するコーギーが死去

25ansオンライン 10/19(水) 17:10配信

エリザベス女王といえば、我が子よりもコーギーの方が可愛いのでは?とさえ噂されたことがあるほど、子供の頃から愛犬家。これまで30匹以上ものコーギーと生活され、最も多かった時には13匹のコーギーが女王の居間で寛いでいたようで、従僕や侍女たち、歴代首相達に至るまで、靴を噛んだりしては密かに皆を困らせていたそうです(笑)。
かつてバトラーだったPaul Berrell氏によると、愛犬たちの粗相にいつでも対応できるよう、常に吸い取り紙を持ち歩くことも大切なお仕事の一つだったとか。そんなお世話の甲斐も虚しく、犬たちの攻撃をうけ失神した経験もあるそうです。誠にご愁傷様でございます。
女王のお側には常に、平均して合計7~8匹のコーギーやドーギーが、拠点となる滞在先や休暇先にも必ず同行されていました。
しかし昨年、ご自分の亡き後愛犬たちを残しては逝けないとのお考えから、女王はもうこれ以上のコーギーを増やさない決心をされたということが明らかになりました。それに加え、もしかして仔犬たちがご自分の足元をちょちょこ走り回る際に、もしかしてつまづいてしまうかもしれないという不安から、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの育種もストップされたそうです。それによって、昨年時点で、コーギー犬はホーリーとウィリーの2匹だけとなっていました。
その2匹のうちの1匹、ホーリーが先月末に亡くなったそうです。ホーリーといえば、記憶に残る2012年のロンドンオリンピック開会式に流れた、女王とジェームス・ボンドの共演ビデオに一緒に出演していた2匹のうちの1匹。そして今年4月にも、女王90歳のお誕生日を記念したアニー・リーボヴィッツ撮影のポートレートで一緒に写っていました。いかにエリザベス女王の身近にいた存在かが分かりますね。

【写真で振り返るエリザベス女王と愛犬たち】

そんな家族同然、愛するホーリーは13歳。通常コーギーは人間の約6倍以上の速さで年を重ねると言われているということで、換算すると81歳のおばあちゃん。高齢による病と闘っていたホーリーを、スコットランド バルモラル城で休暇中だった女王が、これ以上苦しむことが可哀想だと、安楽死させることを決められ、同敷地内に埋葬されたそうです。その場所は、バルモラル城の女王のドローイングルームの窓からいつでも見ることができる、お庭の一角だそうで、後日、墓石も立てられる予定だとか。
きっと休暇中は一緒に、というお気持ちだったのでしょう、ホーリーの安楽死は女王が休暇を終える寸前の9月終わり。その後すぐロンドンにお戻りになり、公務に復帰されました。

愛する大切な家族を亡くし、女王にとってとても悲しいこの事実を少しでも癒してくれるのは、公務とやはり残る3匹の愛犬たちでしょう。ホーリーと同い年、13歳のウィリーと、コーギーとダックスフンドの異種交配である2匹のドーギー、ヴァルカンとキャンディが、変わらずエリザベス女王のお側、我々人間こそ近寄れない、特等席で過ごしているはず。
数こそ減っても、きっと英国王室の気質?ペットといえどもアグレッシブで元気なロイヤルの愛犬たちを、変わらずお世話されながら少しでも女王のお気持ちが癒されることを願います。

MIZUHO NISHIGUCHI

最終更新:10/19(水) 18:17

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