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山本昌がドラフトの「目玉&隠し玉 ピッチャー12人」を最終チェック

webスポルティーバ 10/19(水) 11:52配信

 50歳まで現役選手として投げ続けた山本昌氏(元中日)。前回は「夏の甲子園大会で活躍した11人の投手」について語ってもらったが、今回はそれ以外の10月20日に開催されるドラフト会議で注目される上位候補と、個性が光る変わり種の計12投手について語ってもらった。

【写真】山本昌氏が前回注目していた投手の作新学院・今井達也


■田中正義(創価大/186cm・91kg/右投右打)

さすが「10年に1人」と言われるだけのことはありますね。MAX156キロということですが、平均球速がMAXより少しだけ低いところで安定しているのがすごい。150キロ台をポンポン投げますからね。腕がいいところを通って出てきますし、体重移動もスムーズで、フォームも手をつけるところがありません。あとは体を万全にするだけ。今年の春は右肩痛に苦しんだようですが、万全であればプロでも手が出ないようなボールを投げています。状態次第では、来年2ケタ勝ってもまったく不思議ではありません。

■佐々木千隼(桜美林大/181cm・83kg/右投右打)

ボールのキレが素晴らしい、文句なしのドラフト1位候補だと思います。腕を振る位置が低いスリークオーターで、カットボール系の球種がよく曲がりそうなフォームですね。縦変化よりも横変化で勝負できるタイプでしょう。先発適性はありますが、体に瞬発力があるので抑えでも面白いかもしれません。入ったチームによっては大事な場面を任される存在になるでしょうね。欲を言えば、軸足が早めに折れるように見えるので、その点が改善されればより体重移動がスムーズになるでしょう。

■柳裕也(明治大/181cm・85kg/右投右打)

横浜高校時代から注目していた投手ですが、着実に成長していますね。東京六大学リーグで300奪三振を記録しましたが、縦変化をよく使えそうなフォームをしています。ボールを離す位置が非常に高く、角度があります。特に縦のカーブのキレは素晴らしいですね。ひとつ気になることは、「ライン(投手が投球の際に使う空間の幅のこと)」から頭が少し外れること。この動作で角度をつくりだしている面もあるのですが、頭がラインから外れるとボールが高めに抜けるので、プロでは注意してほしいですね。

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最終更新:10/19(水) 16:28

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