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【2016年ドラフト候補】田中正義(創価大)と生田目翼(流通経済大)は万全の状態と言えずも……プロの評価はいかに?

ベースボールチャンネル 10/19(水) 18:20配信

ドラフト上位候補対決に熱視線

 2016年10月15日、埼玉県営大宮球場で行われた東京新大学野球秋季リーグ最終週。普段のリーグ戦で使用する際は空席の目立つバックネット裏に多くのファン、そしてプロ野球関係者が集まった。その視線の先にいるのは、創価大の田中正義(4年・創価高)と流通経済大・生田目翼(4年・水戸工)の両右腕だ。田中が156km/h、生田目が155km/hの最高球速を誇り、ともにドラフト上位候補に名前が挙げられている。

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 ドラフト前、そして大学生活最後となることが濃厚な直接対決だったが、ともに万全と状態とはいえない状況だった。

 田中は、今春のリーグ戦2試合目の登板で右肩の関節が緩み、戦線離脱。今秋の開幕戦で公式戦復帰をして、ここまで3勝(無敗1セーブ)を挙げていたが完投は無し。7月中旬に右太もも裏の肉離れをした影響もあり、走り込みと投げ込みの不足が解消しているとは言い切れなかった。

 そんな中、優勝のかかった流通経済大戦でも1回戦の先発のマウンドに上がった田中は、初回を三者凡退に抑える。だが2回、4番の笹田仁(4年・高松商)に二塁打を浴びると犠打とスクイズで先制点を献上。3回、4回には失点こそ奪われなかったが、モーションを完全に盗まれ簡単に盗塁を許すなど不安定な投球が続いた。

本調子とはいかずも……

 対する生田目は昨秋のリーグ戦で右ヒジの靭帯を痛めて戦線を離脱。ヒジは幸いにも軽症だったが、今度は右肩に違和感を覚え、春季リーグも登板なしに終わり、9月24日の共栄大戦で復帰。先発復帰を果たしたのは10月10日の高千穂大戦だった(9回1失点完投勝利)。

 そんな生田目は1回、2回と安打を許すなど不安定な立ち上がり。すると3回に2死一塁から盗塁を許すと、3番・伊東嵩基(4年・東大阪大柏原)と4番・南遼太郎(3年・創価高)に連打を浴び2失点と試合をひっくり返されてしまう。

 一方で、このリードを守っていきたい田中も、5回に2死から安打と四球でピンチを招くと、2番・本間寛章(4年・聖光学院)に再逆転となる2点タイムリーを浴びてしまう。
 この試合を観ていた某球団関係者は「今日の田中は自然に球が走るのではなく、走らせようとした球が走っているという印象」と、良い球・悪い球に差があり本調子ではないと分析した。また、最速148km/hを計測した生田目にも「昨春ほどの躍動感は感じられない」と厳しく話した。

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最終更新:10/19(水) 18:20

ベースボールチャンネル

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