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躍動する“清武ライバル” セビージャ監督がナスリのプレーを絶賛「熟成されたワインのようだ」

Football ZONE web 10/19(水) 17:22配信

CLの敵地D・ザグレブ戦で決勝点をマーク

 セビージャは18日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でクロアチアのディナモ・ザグレブと敵地で対戦し、1-0と勝利した。ベンチスタートだった日本代表MF清武弘嗣が出番なしに終わった一方、元フランス代表MFサミル・ナスリが決勝点を奪う活躍を見せたが、ホルヘ・サンパオリ監督は熟成したワインにたとえて称賛している。地元紙「エスタディオ・デポルティーボ」が報じている。

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 マンチェスター・シティから期限付き移籍で今夏加入したナスリは、前半37分に背番号10の実力を証明した。MFバスケスが自陣の右サイドからドリブルで中央を駆け上がり、ハーフウェー付近でナスリとスイッチ。ナスリは右サイドへ展開すると、そのままゴール前へ駆け上がる。オーバーラップしたマリアーノのクロスに、ニアサイドへ走りこんだナスリがGKの目の前に突如出現。左足でワンタッチで合わせ、上手くコースを変えてネットを揺らした。流れるような連携による鮮やかな一撃で、チームに勝利をもたらした。

 イタリアの絶対王者ユベントスと同組のセビージャだが、3試合を終えて勝ち点7で並び、得失点差で2位になっている。サンパオリ監督は「グループ1位通過の可能性について考えている。効率性を見せることができなければ、今日の試合は難しい展開になったが、重要な相手にもこのチームは競争力を示すことができた。相手を凌駕することは難しいが、今日はできた。効率性の部分を高めたい」と語った。

清武には逆風となるパフォーマンス

 そして決勝点を決めたナスリについて、サンパオリ監督は高級ワインにたとえて讃えている。

「今日のパフォーマンスは高級ワインのようだった。熟成されたワインのようなキャリアだ。この大会に格好の選手で、チームに将来の成長をもたらすために戦っている。彼は試合を通じて多くを示してくれたんだ」

 リーグ戦ですでに2得点を決めているナスリの活躍を、指揮官は独特の表現で評価していた。清武はリーガ開幕戦のエスパニョール戦(6-4)で1得点1アシストをマークして華々しいデビューを飾ったが、移籍期限最終日に実力者ナスリが加入したことでチーム内の序列を一気に下げた。リーグ戦で2試合連続のベンチ外となり、この日もベンチを温め続けた。

 体重オーバー、フランス代表のディディエ・デシャン監督との場外バトルなど、近年はネガティブな面ばかりが目立っていた天才アタッカーは、新天地でその本領を発揮している。清武はこの逆風を耐え抜き、活路を見出せるだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:10/19(水) 17:22

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