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いますぐ使える投資戦略!  年末相場に向けて「10万円株」に注目! 

会社四季報オンライン 10/19(水) 19:51配信

 為替や原油価格に振り回される相場が続いています。こういう環境では外部要因に依存しているので、どうしても先行きが不透明になり、なかなか大きなリスクは取りづらいですね。「最近の相場は、難しいなぁ」と思っている方も沢山いらっしゃることでしょう。

 ですが、こんな難しい相場の中でも、利益は出したい。「これから年末にかけて利益を出すには、どうすればよいのだろうか?」とずっと考えていました。

 そこで、ふと思いついたことがあります。それは「先行きが不透明な相場では、安く買える株が好まれるのでは?」というアイデアです。

 「これから先、どうなるのかなぁ…?」と、不安が残る状態で、最低購買価格が100万円や200万円もする株は買いにくいと思います。「ならば逆に、10万円以内で買える『10万円株』ほど上昇しやすいのでは?」と思ったのです。

 そこで今回は、「これから年末にかけて、どんな価格帯の株が買われやすいのか?」について調べてみることにしました。

■ 事前準備:11月から年末の相場の動向は? 

 まず始めに、例年、11月から年末にかけて相場はどのように動くのか、過去の統計データを調べてみましょう。今回は、東証1部に上場する全銘柄を対象に、2000年1月から16年1月の動向を分析しました。

 ■11月から年末年始にかけての大型株の動向を分析する
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(分析対象)
・東証1部に上場する全銘柄
・売買代金が1億円以上
・株価が100円以上

 (株を買うタイミング)
・11月の第1営業日である
 →上記を満たしたら、当日の寄り付きで株を購入する

 (株を売るタイミング)
・1月の第1営業日である
 →上記を満たしたら、当日の寄り付きで株を売却する
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 以上が、11月以降の日本株市場の動向を調べた方法です。この方法で投資したときに利益が出ていれば、11月以降は大型株が上昇しやすいといえます。

 上述の投資法について、当時の株価データを使って、詳しく調べてみることにしました。検証結果は、以下のとおりです。

 ■11月から年末年始にかけての大型株の動向
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検証期間:00年1月1日から16年1月31日まで
総サンプル数:17161回
勝率:59.02%
期待値:+3.98%
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 検証結果を確認すると、勝率は約60%となり、かつ期待値もプラスとなりました。この結果を確認するかぎりでは、過去の11月以降の相場は、東証1部の銘柄は上昇しやすい傾向があったといえます。

■ これからは「10万円株」が狙いどき? 

 前項の検証結果では、「11月から年末年始まで株を保有する」という投資法が有効だとわかりました。では、価格帯別に動向を調べてみると、どうなるでしょうか。

 上述した検証結果を、最低購入価格別に集計し直してみると、以下のような結果が得られました。

 ■11月から年末年始にかけての大型株の動向(価格帯別)
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・最低購入価格が100万円以上…勝率48.70%、期待値+0.24%
・最低購入価格が50万円から100万円…勝率53.93%、期待値+1.87%
・最低購入価格が10万円から50万円…勝率59.16%、期待値+3.64%
・最低購入価格が5万円から10万円…勝率62.47%、期待値+5.41%
・最低購入価格が5万円未満…勝率60.91%、期待値+7.52%
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最終更新:10/20(木) 18:26

会社四季報オンライン

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北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。