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野菜だけでなく果物も食べたほうがいい、これだけの理由

NIKKEI STYLE 10/20(木) 7:47配信

 野菜は意識してとっていても果物はあまり食べない、という人が多いようだ。果物は「太りそう」なイメージもあるため、敬遠している人もいるだろう。だが、本当に果物を食べると太るのか? 果物には野菜とはまた別の健康効果が期待できるのか? どんな果物を1日にどのくらい食べるといいのか? 果物に関する気になる疑問にお答えする。

■1日に野菜350g、果物200gが目安

 厚生労働省、農林水産省が作成した『食事バランスガイド』は、健康のために何をどれだけ食べればよいかを示したもの。これによれば、1日に野菜は350g、果物は200g摂取することが目安となっている。野菜は意識してとっている人が多いだろうが、果物はどうだろうか? 
 ちなみに、果物200gはみかんなら2個、りんごなら1個くらいの量だ。
 野菜は「不足している」とよくいわれるが、充足率からみると、実は、果物のほうが低い。特に、40代までの若い世代で圧倒的に不足している。

■果物には抗酸化成分が豊富に含まれる

 そもそも、果物を食べるメリットとは何か。
 「果物にはビタミン、ミネラル、食物繊維、フィトケミカルが含まれています。これらは体の調子を整えたり、疾病予防に役立ちます」(女子栄養大学栄養生理学研究室教授の上西一弘氏)
 果物=ビタミンCというイメージがあるが、それだけではない。種類によって、カロテン、ビタミンB群、ビタミンE、カリウム、カルシウム、鉄などを含むため、野菜と同様の役割が期待できる。
 フィトケミカルとは野菜や果物の色素や辛み、香りの成分だ。強い抗酸化作用を持ち、体内で発生した活性酸素を取り除くといわれる。さらに、免疫力を高め、病気を予防する働きもあるとのことで、研究が進められている。以下は、主なフィトケミカルの色による分類と効果・効能だ。
 「果物にも野菜にも、ビタミンC、E、A(植物にはカロテノイドとして含まれる)などの抗酸化成分が含まれますが、果物は野菜よりもカラフルなものが多いため、さまざまな抗酸化成分を取り入れやすい食品と言えます」(上西氏)
 現代人はストレスなどにより、体内で活性酸素が発生しやすいといわれる。活性酸素から身を守るためは、抗酸化成分をたっぷりとったほうがいい。果物は調理せずに食べられるため、野菜よりも手軽に取り入れられるといった良さもある。

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最終更新:10/20(木) 7:47

NIKKEI STYLE

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