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アマゾンがオンラインサービス強化

JBpress 10/20(木) 6:00配信

 米アマゾン・ドットコムはこのほど、有料プログラム「Prime」の会員に提供している写真のオンライン保存サービスに、最大5人のユーザーと写真を共有できる機能を追加した。

■ 非Prime会員にもサービス提供

 この写真保存サービスは「Prime Photos」と言い、年額99ドルあるいは月額10.99ドルを支払っているPrime会員は追加料金を払うことなく、自分の写真を無制限にアマゾンのサーバーにアップロードして保存、管理できる。

 日本でも一昨年の11月から年額3900円のAmazonプライム会員向けに「プライム・フォト」を提供しており、ユーザーは同様に追加料金なしで好きなだけ写真を保存できるが、米国ではこのほど、この特典に新機能が加わったというわけだ。

 新機能は「Family Vault(ファミリー・ボールト)」と言い、これは「家族用の保管室」といった意味。しかしPrime会員は友人など家族以外のユーザーも共有相手として招待できる。また彼らはPrime会員でなくてもよい。

 こうして招待され、Family Vaultメンバーになった人は、Prime会員のFamily Vaultフォルダーにある写真や動画などにアクセスできるようになる。またFamily Vaultメンバーは、自分でも写真や動画をアップロードできる。

 その際、写真であれば容量は無制限。動画ファイルやそのほかのファイルもアップロード可能で、その場合は最大5ギガバイトとなる。

 Family Vaultは、Prime Photosのウェブサイトや同社が無料配布しているiOS/Android用アプリ「Prime Photos from Amazon」で利用できるのだが、これらにはもう1つ新機能が加わった。

 それはフィルター機能。

 これにより、場所、場面、物、人物などの名前をもとに検索などが行える。例えば「夕日」「結婚式」といった検索キーワードで写真を絞り込んだり、「People」という一覧ページで特定の家族メンバーや友人の写真を閲覧したりできる。

■ 矢継ぎ早に新特典投入

 アマゾンはこうして新サービスを追加することで、Prime会員の拡大を狙っている。

 例えば今年9月に同社は、米国のPrime会員向けに、定額制オーディオブック(書籍の朗読コンテンツ)配信サービス「Audible」の一部タイトルを追加料金なしで提供する特典「Audible Channels for Prime」を開始した。

 また10月初旬には電子書籍が読み放題になる「Prime Reading」も始めた。

■ 年末商戦に向け12万人を臨時雇用

 Prime会員はアマゾンで頻繁に買い物をし、その購入金額は非会員のほぼ2倍に上ると言われている。そうした中、同社は年末商戦の準備も着々と進めているようだ。

 同社は先週、年末商戦に向けて約12万人を臨時雇用すると発表した。今年の年末もPrime会員を中心に需要が高まると同社は考えており、米国の配送センター、仕分けセンター、カスタマーサービスセンターで期間従業員を雇い入れるのだという。

 米ウォールストリート・ジャーナルはこれについて、アマゾンは昨年10万人の期間従業員を雇い入れたが、今年はそれよりも20%多いと伝えている。

小久保 重信

最終更新:10/20(木) 6:00

JBpress

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