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30~40代男の「若い子との結婚」が無謀なワケ

東洋経済オンライン 2016/12/14(水) 6:00配信

 これまで5000人を超える30~40代の独身男性からさまざまな悩み相談を受けてきました。しかし、同世代の女性たちが「〇〇だから不安」「〇〇のリスクは避けたい」と具体的な悩みを打ち明けるのに対して、男性たちは「そろそろヤバイと思いました」という漠然とした不安を抱いているだけ。大半の独身男性は、「『何がどれくらいヤバイのか』自分でもよく分かっていない」のです。

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「仕事はそれなりにソツなくこなせるけど、恋愛・結婚はうまくいかない」
「会社の女性社員とはうまく話せるけど、飲み会では女性との会話が盛り上がらない」
「長いつき合いの友人はいるけど、あまり会えなくなって1人の時間が増えた」
「まだ大きな病気やケガはしていないけど、ときどき胸や胃腸に違和感がある」

 このように「自分なりに楽しく暮らしているけど、何か引っかかるものがある」という心のモヤモヤが年月とともにジワジワと心身に蓄積されて、大きな不安になっていくのです。

 なかでも、彼らが最も不安を感じているのが結婚。「もう若くてかわいい子とは結婚できないのか?」「このまま結婚せず一生一人で生きていけるのか?」と頭の中で考えながらも、一歩踏み出すことができないまま、いたずらに年齢を重ねてしまう男性が少なくありません。彼らにとってどんなものが結婚の障害となっているのでしょうか。

■「男の30~40代はまだ大丈夫」のうそ

 独身男性たちは結婚に関して、「女の30~40代はキツイけど、男の30~40代はまだ大丈夫」という楽観視をしがちですが、それは間違っています。「男は若い女のほうが好きだから」という発想から楽観視してしまうのですが、だからと言って男性のほうが結婚しやすいわけではありません。結婚市場における30~40代男性は年齢以前の問題で、非常に厳しい状況下に置かれているのです。

一生に一度は結婚したい、と思っているのなら

 総務省統計局発表の人口推計(2016年6月1日現在)を見てみましょう。

 20~59歳を5歳刻みで見ていくと、55~59歳で女性が4万人多い以外は、どの年代も男性が2万~19万人多いため、一夫一婦制の日本では必然的に余ってしまうのです。さらに注目すべきは、50代半ば以降は逆転して女性のほうが多くなること。これは疾病などで男性のほうが早く亡くなるからであり、もしあなたが「『一生に一度は結婚したい』と思っているのなら急いだほうがいい」でしょう。

 もう1つ注目してほしいのが2015年の国勢調査。これも20~59歳の男女を対象に5歳刻みで「未婚」「配偶者有」「死別・離別」の割合を見ていくと、どの年代においても男性のほうが独身者の人数(未婚+死別・離別)も割合も、圧倒的に高いことが分かります。

 つまり、「男性のほうが人口も独身者の割合も高い」「選べる立場にあるのは女性側」ということ。私は30~40代の独身男性たちに、まずこの現実を話して、「女の30~40代はキツイけど、男の30~40代はまだ大丈夫」という根拠のない楽観視を変えるように促しています。

■女性の若さと引き換えに何を渡す? 

 根拠のない楽観視を捨て、「前向きに結婚を目指そう」と相手を探しはじめたとき、次の障害になるのは「若い女性と結婚できるのでは?」という願望。「厳しいかも」という不安こそあるものの、芸能人の結婚やネットニュースなどを見て「やっぱりイケるかも」という願望を持ち続けているのです。

 12月5日放送の「しゃべくり007」(日本テレビ系)で、くりぃむしちゅー・有田哲平さんが結婚を発表しました。45歳での初婚で、相手は「一回り以上年下の一般女性」と言われています。

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最終更新:2016/12/14(水) 12:35

東洋経済オンライン

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