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内村航平、プロ転向の本心は「水泳」「陸上」と一桁ちがう年収格差

デイリー新潮 1/9(月) 6:00配信

 当代一のアスリートともなれば、それ相応の目論見があって然るべし。リオ五輪で団体と個人総合の二冠を達成した体操のエース・内村航平(27)が、12月からプロに転じた。その裏には、知られざる本心が隠されていたのだ。

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 内村が、2011年から所属していた「コナミスポーツ」を退社したのは11月末だった。日本初のプロ体操選手という道を選んだわけである。

「内村はもともと塚原直也さんに憧れて九州から上京、朝日生命体操クラブに所属しますが、高卒後はクラブを離れて日体大へ。さらに大学にも残らずコナミへと、大胆な進路変更を繰り返してきました。その中でも今回は特別です」

 とは、スポーツ紙デスク。

「本人はその理由を『体操の普及と発展に深く関わりたい』としている。マネジメント会社と契約してスポンサーを探しつつ、4月の全日本選手権での復帰を見据え、単独での練習を続けています」

 12月8日付の日経新聞(電子版)に掲載されたインタビューでは、

〈まだ誰もやったことがないことをするので、答えもわからない。自分で見つけていって、これが体操のプロの姿ですよというのを示せればいい〉

〈プロになることで体操の露出を増やして、少しでも体操を知ってもらいたい〉

 などと答えていたのだが、さる体操協会関係者が明かすには、

「最大の動機は、収入面での待遇不満です」

■3年間で数億円に

 参考までに、コナミ時代の年収は、

「会社から2000万円プラスボーナス、報奨金1500万円、その他『シンボルアスリート契約』や雑収入で、合計8000万円ほどでした」(同)

 というのだが、

「『水泳・陸上・体操が五輪の花形』というのが内村の持論で、このうち体操選手だけが活躍に比べて待遇が悪い、つまり実入りが著しく低いという状況を問題視していました。自分の実績はフェルプスやボルトに匹敵するのに、なぜ収入が一桁違うのか、と。そうした思いは、リオで一層強くなったのです」

 それも今後は、

「岡崎慎司や長友佑都らを手がける『スポーツコンサルティングジャパン』が広告を一手に引き受けるため、年収は大幅アップ。本人が引退と定めている2020年までの3年間で、数億円にのぼると見られています。すでに、強力なスポンサーとして国内最大手のスポーツ用品メーカーが名乗りを上げています」

 で、そうした一大決断に至るには、やはり妻・千穂さんの存在が大きかったという。

「プロ転向や今後の身の振り方について、内村は折に触れ彼女に相談してきました。母親との“嫁姑問題”は、度々メディアを賑わせてきましたが、これまで内村のサポート役としてクローズアップされたのは、もっぱら父母やコーチ。これに千穂さんが不満を募らせ、自ら積極的に前面に出始めたのです」(同)

 リオ五輪を挟んでメディア露出が増えたのも道理である。イニシアチブを奪われた格好の母・周子さんは、

「息子はお金のために体操をしているわけではありませんし、大体、プロになったからといって収入が上がる保証はないでしょう」

 と言うばかりだが、懐が潤えば、身内の諍いだって鎮まるかも知れないのだ。

ワイド特集「夜明けの鶏(チキン)レース」より

「週刊新潮」2016年12月29日・2017年1月5日新年特大号 掲載

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最終更新:1/16(月) 18:50

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