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カラオケ店人気ランキング!“プチ贅沢”が高評価

ダイヤモンド・オンライン 1/12(木) 6:00配信

 年末年始は、安近短のカラオケで思い切り歌おうという人たちも多いはず。しかし、最近のカラオケ事情は「安けりゃいい」という風潮ではなくなっているようだ。

 全国カラオケ事業者協会によると、カラオケ市場は1996年をピークに緩やかに減少を始めたが、近年は微増かほぼ横ばいが続いている。ソーシャルメディアやスマートフォン(以下、スマホ)の普及で、若者のカラオケ離れも指摘されている。その結果、新宿などのカラオケ激戦区では低価格化が進み、価格競争でカラオケ事業者の収益が低下、閉店する店も増えている状況だ。

 こうした中で実際、ユーザーは何を求めているのか。2016年7月にオリコン日本顧客満足度調査が発表したカラオケボックスランキングで意外なことが明らかになった。

● 料金よりも施設や 飲食を重視する傾向

 カラオケを利用したことのある調査対象2750人にカラオケボックス34社について評価を聞いたところ、評価項目の全8項目中7項目でトップを取った「カラオケ パセラ」(以下、パセラ)が2年連続の第1位で77.69点を獲得。次いで第2位が「コート・ダジュール」、第3位が「JOYSOUND」という結果(下記の表参照)になった。

 パセラが特に高い評価を受けた項目は、「スタッフ」(2位と12.23点差)、「飲食の充実度」(同10.43点差)、「コストパフォーマンス」(同7.7点差)、「施設の清潔さ・雰囲気」(同6.43点差)であった。

 第2位のコート・ダジュールは「プランの充実度」がトップとなったほか「施設の清潔さ・雰囲気」「施設の充実度」などが高い評価を受けている。

 ランキング上位のカラオケボックスは低料金を売りにしてはおらず、むしろ高級志向だ。一方、低料金のカラオケボックスはランキング上位には入っていない。コストパフォーマンスの評価が決して「安ければいい」のではなく、多少高くても施設、飲食、スタッフの対応など中身を重視していることの現われだろう。

● カラオケ本来の アミューズメント志向が強まる

 「カラオケボックスはみんなで歌って騒げればいい」という時代はすでに過ぎている。単に部屋とカラオケ機器を提供するのではなく、カラオケ本来のアミューズメント性を求める傾向が強まっている。そのため、各社はファミリー、OL、主婦、若者、高齢者など客層に合わせて飲食、施設・部屋のインテリアやデザイン、カラオケ機器や曲数、スタッフ対応、プランなどの工夫を凝らしている。その差がランキングに現れていると言えそうだ。

 パセラはまさに“アミューズメント性の追求”の先頭を走っている。パセラを運営するニュートンは、ウエディング、レストラン、ホテル、パーティーなどの複合化を進める「マルチプレックス・アミューズメント構想」の下、連動性のある事業を目指している。同社によれば「先回りしてかゆいところに手が届くような『お客様の神様になる! 』ことをモットーにしている」という。

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最終更新:1/12(木) 14:25

ダイヤモンド・オンライン

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