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柴崎、練習復帰の目処立たず。不安障害の可能性に専門家が対処。ホテルの部屋にこもる日々【現地レポート】

フットボールチャンネル 2/17(金) 11:08配信

今冬の移籍市場で鹿島アントラーズからスペイン・リーガエスパニョーラ2部のテネリフェに移籍した柴崎岳。クラブW杯決勝、レアル戦での2ゴールを名刺代わりにスペイン入りしたMFだったが、新天地への適応は困難なものとなっている。(取材・文:ラモン・エルナンデス【テネリフェ/マルカ】、翻訳:フットボールチャンネル編集部、協力:江間慎一郎)

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容易ではなかった新天地への適応

 柴崎岳の最初の日々は、決して易しいものとはなっていない。日本・スペイン両国のメディアによる喧騒を伴いつつテネリフェ島に降り立った日本人MFだが、新天地への適応が容易ではないことはすぐに明らかになった。

 とはいえ、クラブW杯決勝でレアル・マドリーから2ゴールを奪ったという最高の名刺を携えた彼がカナリア諸島に到着する前から、彼が内気な性格の選手であることをテネリフェのクラブ関係者は把握していた。

 この島に存在する2つの空港の一方であるテネリフェ・ノルテ空港に集まったメディアの出迎えを受けた柴崎は、確かに遠慮がちで物静かな様子を見せていた。彼の移籍が引き起こした反響に驚き、戸惑っていたのかもしれない。

 島での彼の最初の1日は慌ただしいものだった。スタジアムを訪問し、クラブのSNSのために動画や写真が撮影された。柴崎の加入にスペインと日本のファンが関心を抱いた直接の結果として、クラブのツイッターはわずか1週間で7000人もフォロワーを増やすことになった。

 翌日には、メディアの大きな注目の中で入団会見。テネリフェのスポーツディレクターと柴崎が出席した会見にはラジオやテレビ、新聞の記者数十名が集まり、日本の記者たちも会見場を埋めていた。止むことのない質問を浴びせられると、彼は控えめで言葉少なに答えていた。それから一休みして、翌日には新たなチームメートたちや監督との初練習だ。

食事以外では全くホテルの部屋を出ない

 テネリフェがホームゲームを戦う舞台であるエスタディオ・エリオドーロ・ロドリゲス・ロペスのピッチに足を踏み入れると、柴崎はまたしても注目の的となった。

 監督は新加入選手の長所やプレーの特徴を知りたいという意欲を見せ、この日予定されていた練習メニューの多くは柴崎を中心に据えて行われた。だが柴崎が他のメンバーと一緒に練習に参加したのは、この日とその翌日だけだった。

 そこから苦難の日々が始まった。練習でも周囲と全くコミュニケーションの取れていない様子だった柴崎は、スペイン語はおろか英語も話すことができず、テネリフェでの日常生活といえばホテルの部屋で過ごすだけだった。

 チームがエルチェとのホームゲームに勝利を収めてリーガ2部の4位に浮上したあと、月曜日(2月6日)にはチームメートたちに試合後のオフが与えられる一方で、柴崎は監督とともに一人で練習をしていた。

 その2月6日が、柴崎のトレーニング姿を見ることができた最後の日となった。その後は誰も練習場で彼の姿を目にしてはいない。滞在するホテルの部屋を5回も替えたという柴崎について、ホテルの従業員たちは、食事以外では全くホテルの部屋を出ることがないと証言している。その食事はと言えばもちろんごく普通であり、クラブが練習欠席の理由だとしていた胃腸の問題に対応するような特別な食生活を送っているわけではない。

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最終更新:2/17(金) 22:55

フットボールチャンネル

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