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ミラン本田は事実上“戦力外”でも「文句を言わない」と伊紙が揶揄 来季の「MLS移籍は明白」

Football ZONE web 2/17(金) 21:21配信

ガゼッタ紙が「本田の太陽は昇らない」との見出しで特集

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、今季の先発出場がわずか1試合に止まっているが、イタリアメディアは背番号10の衝撃的な戦力外ぶりに改めて注目している。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、「本田の太陽は昇らない」と特集している。

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 今季の本田はヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の信頼をつかめず、公式戦の先発出場1試合、リーグ戦でのプレータイムも100分に満たないという実質“戦力外”の状態が続いている。

 記事では「本田圭佑は近頃の試合で、モンテッラに先発として考慮されていない唯一のミランの選手だ」「22人の選手が動いている。21人がここ数週間でプレーしているが、圭佑は全くプレーしていない。常に特別だ。ベンチに座って口までマフラーを巻きつけて」と主将のイタリア代表MFリッカルド・モントリーボ、イタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラが故障離脱しているにもかかわらず、ベンチで全く出番のない日々を過ごしていると皮肉られている。

 2014年1月にCSKAモスクワから移籍してきた本田は、ミランでは“自分の家”と語るトップ下ではなく、常に右サイドに配置されてきた。本職のサイドアタッカーではないものの、そのポジションで輝いた瞬間もあった。

「2014年8月から10月には6ゴールを連続で決めていた。何回かインタビューに応えた。日本人記者たちには1回以上のバズーカ砲を放った。強いフレーズの言葉でミランを批判した。ガッリアーニは日本人に翻訳させたという。よく理解したか確認したかったから」と、ピッチ内外で本田が話題になった時もあったが、今は長らく沈黙を余儀なくされている。

本田の構想外には「理由がある」と指摘

「ここ最近は全く不満を言っていない。圭佑は紳士である。12月12日から(リーグ戦で)プレーしていないが、文句を言わない」と静かな日々をレポートしている。

 本田が構想外となったことには、理由があるという。

「彼が消えてしまった理由の一部は明白だ。ミランはトップ下を置かないし、右サイドはスソがスタメン。今シーズンで最優秀な3人のうちの1人だから、変える必要が全くない。本田はジェノア戦で試されたが、右サイドを入れ替えた実験結果は最悪だった。それから圭佑は最大で数分しかプレーしていない」と指摘されている。

 エースに成長したスソの代役になれず、昨年10月25日のリーグ第10節ジェノア戦が今季唯一の先発出場となったが、消極的なプレーに終始し0-3惨敗の戦犯の1人として酷評された。

 同紙は「アメリカのMLSに移籍することが、彼の未来だということが明白なようだ」と6月で契約満了となる本田の去就問題について報じている。本田の欧州での挑戦は、刻一刻と終焉に近づいているようだ。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:2/17(金) 21:44

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